今日から安くなる スマホの裏ワザ教えます
2016.04.04
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「ケータイ料金は高すぎる」とアベちゃんも言ってるし…
いつのまにか月に8000円支払うのが当たり前になっているスマホ料金。なんでこんなに高いのか。どうすれば安くなるのか。気になる格安スマホを使うときは、どこに気をつけたらいいのか。国民総スマホ時代の料金節約術を徹底研究する!

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NTTドコモ
携帯電話等シェア42.7%
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KDDIグループ
携帯電話等シェア28.8%
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SoftBankグループ
携帯電話等シェア28.5%
ネットワークの貸し出し(接続・卸)

格安スマホ
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楽天モバイルほか
なにも考えず、ずっと同じ会社の
スマホを長く使っている人ほど損!
 スマホ料金は高すぎないか? 大手キャリアのスマホを使えば月額6000~8000円はかかるのが当たり前。総務省の家計調査によると、一世帯あたりの通信費は1年で平均18.8万円。そりゃあさすがの安倍晋三首相だって、「携帯料金の家計への負担軽減は大きな課題」と料金引き下げ検討を指示するはずなのだ。
 いまの料金制度の最大の問題点はなにか。「長期利用者にとってメリットがなさすぎることだ」と、ITライターの岡嶋佑介氏は指摘する。
「なにも考えず、ずっと同じキャリアのスマホを使っているユーザーが一番損をします。その典型が街でよく目にする広告『実質ゼロ円』の端末です。きわめて魅力的なうたい文句ですが、実は6万~8万円する端末をMNP(電話番号を変更せずにキャリアを乗り換える制度)を利用して購入した場合にのみタダ同然で手に入るモノです。ところが、MNPの利用者は年間数%にすぎず、MNPを使わない多くの長期利用者にとって実質ゼロ円はなんのメリットもないばかりか、自分たちが払う通信料の一部はMNP利用者の利益のために使われる。長く使うユーザーがワリを食っているんです」
 アベちゃんの号令一下、総務省は「長期利用者の負担軽減」を議論中だが改善策が出るのはまだ先の話。それまで損をし続けるのは絶対イヤ! という人のために、今日からでも始められる料金軽減の裏ワザを紹介しよう。
 最近よく耳にする「格安スマホ」。NTTドコモなど大手キャリアから無線通信インフラを借り受け、自社ブランドのモバイルサービスを提供する通信事業者(MVNO)が販売する端末のこと。’14年4月に話題になった端末代込みで「月額2980円」のイオンスマホはMVNOが提供する格安スマホの代表格だ。
「’14年の12月に総務省が『SIMロック解除に関するガイドラインの改正案』を発表しました。コレで大手キャリアの人でも、SIMカード(利用者の契約情報が記録されたICカード)を取り換えれば、いま使っている機種のままMVNOに乗り換えられるようになったんです」
 もうひとつ、スマホ代の節約に不可欠なのが前出のMNPだ。なにしろ、キャリアによるMNPでの転入者へのサービスがハンパない。たとえば、MNP利用者にはショップから1万~5万円分のキャッシュバックが発生するのだ。
「加えて下取りで売ってしまえば、端末もタダ同然で受け取れます」
 金銭面でのメリットが多いのに、利用者の少ない「格安スマホ」とMNPを有効に利用することこそ、もっともかしこい節約術なのだ。ただし格安スマホには注意点もある。
「大手キャリアの多くは『カケホーダイ』などの定額サービスを提供していますが、格安スマホの多くは通話料金が時間で加算されます。だから使い方によっては、大手キャリアを使うほうが得というケースもあるんです」
 そこで、本誌は用途別に4つの料金節約プランを作成。岡嶋氏にその特徴と注意点を解説してもらった。

●通話量多め+データ通信量少なめ
岡嶋氏のオススメ=Y !mobileスマホプランS(月額2980円)
「月に300回まで10分以内の通話が無料で、よほどのコトがない限り追加料金は取られない。もし10分以上の通話を頻繁にする場合は月額1000円をプラスして『スーパーだれとでも定額』にすれば通話し放題になります。一方、大手キャリアのかけ放題だと、データプランを安いものにしても、最低限のデータ通信2Gをつけて月額6500円はかかります」

●通話量多め+データ通信量も多め
岡嶋氏のオススメ=docomo「カケホーダイ」、au「カケホ」、SoftBank「通話し放題」など(月額8000円程度・5G)
「もともと日本の大手キャリアの料金設定はヘビーユーザー寄りに制度設計されているんです。海外では同じくらい使用して、月額1万円を超える国もザラにあります。Y !mobileのスマホプランL(7Gのデータつき)に『スーパーだれとでも定額』をオプションで加えた場合、月額6980円で、大手キャリアより安いのですが、iPhoneを取り扱っていないのがマイナス点。2台持ちでいいのなら、Y !mobileのガラケー(ケータイプランSS+スーパーだれとでも定額=月額1934円)と格安スマホのデータプラン(5G=月額1210円程度)を併用するという手もある」

●通話量少なめ+データ通信量多め
岡嶋氏のオススメ=ガラケー+格安スマホのデータ通信専用プラン もしくはガラケー+モバイルルーター
「ガラケーと格安スマホのデータ通信専用プランの2台持ちをオススメします。ガラケーにはいろいろなプランがありますが、基本料金は月934円で1000円分の無料通話代も含まれているので、あまり電話をかけず、もっぱら受けるだけなら基本料金をオーバーせずにすむ。格安スマホにも各種プランがあるが、DMMモバイルだと10Gでも2190円だからトータルでも3000円ほど。データ通信でWiMAX(月額4380円)を使う手もある。WiMAXは使い放題のうえ、自宅のインターネットと通信を共用できます。2台持ちが面倒くさいという人は、格安スマホのデータ通信専用プランで、通話にはLINEやSkype、IP電話の通話アプリを使って通話料を節約するという手もあります」

●通信量少なめ+データ通信量少なめ
岡嶋氏のオススメ=格安スマホの音声通話プラン
「安さを最優先するなら、格安スマホの音声通話プランが一番。BIGLOBEの通話定額パックは月額1400円程度です。通信の質は大手キャリアより悪いが、基本的に大きな違いはなく、あまりデータ通信をしない人なら問題はない。Amazonなどで1万円程度の中国製端末を購入すれば端末代金も抑えられるし、iPhoneがいいなら、中古のiPhone5あたりを買うことをオススメします」
 スマホ契約の更新が迫っている人、端末の買い換えを検討している人は、この際、ぜひ自分に合った節約プランを試してほしい。
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岡嶋佑介氏
’80年生まれ。’03年、株式会社晋遊舎に入社。パソコン誌編集部を経て、さまざまなムック、書籍を手がける。近年は、ゲーム誌などにも幅を広げて活動中
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