安倍首相が「自民のドン」二階総務会長と解散・総選挙密談10分
2016.04.11
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お互い別の扉から
総理大臣室に入って…
別の扉から退出
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4月4日、二階氏は出入りを見られないようにして首相と会った
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二階氏らとの密談を終えて、総理大臣室を出る安倍首相
 安倍晋三首相(61)が、焦っている。
 3月の日銀短観で、大企業・製造業の景況判断が大幅悪化。アベノミクスが本格始動した’13年6月の水準まで戻ってしまった。頼みの株価も1万6000円台を割り込み、4月24日の北海道5区補選では、自民党候補が民進党推薦候補に急追され、大接戦となっている。夏の参院選に向け、不安が広がっているのだ。
 外遊を終え、帰国した安倍首相は4月4日、国会内である人物と密談した。
「実は総理大臣室の隣には閣議室があり、中でつながっています。そこに二階俊博総務会長(77)が待機していた。二人はこの直後に自民党役員会で同席するにもかかわらず、人目を避けて10分強会談した」(全国紙政治部担当記者)
 終了後、二人は別の扉から出て、別のエレベーターに乗って、役員会の開かれる自民党総裁室へ向かった。いったい何が話し合われたのか。
「二階さんが各国の国連大使などに会うために訪米していたので、表向きはその報告だということになっていますが、消費税と選挙日程をどうするかも話し合ったはずです。党内のとりまとめは、谷垣禎一幹事長ではなく、二階さんにしかできないことを安倍さんはよく分かっています。二階さんは公明党とのパイプも太い。年明け早々に安倍さんは二階さんに電話をし、『今年選挙をやっても大丈夫だろうか』と相談したと聞いています。1月22日夜には安倍さんが二階氏を慰労したいと食事もしています。二階さんは安倍さんの番頭的存在と言えるでしょうね」(自民党ベテラン秘書)
 増税延期か、決行か。衆院解散か、見送りか。安倍首相は、悩みに悩んでいる。
 各地の選挙区事情に精通する二階氏との会談で、首相は「最終決断」へのヒントを得たのか。
PHOTO:鬼怒川 毅
HOT WORD: 安倍首相
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