逮捕!田母神俊雄 元航空幕僚長「夜の赤坂豪遊と愛人」
2016.04.25
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「酒とオンナは2ゴウまで」が口癖
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接見した弁護士に対し「私は運動員への現金配布を指示していない」と語るなど、逮捕容疑を否認し続けている
「田母神さんと忘年会で同席したことがありますが、カラオケで舟木一夫の『高校三年生』をワイセツな歌詞に変えて歌っていました。同席していた女性はドン引きしていましたね。
 女性が好きなことはたしかで、『酒とオンナは2ゴウまで』とよく言っていました。女性を口説くというより、バンカラを装う感じでした」(後援者)
〈赤いワインを 二人で空けて ああ 交合3年目〜〉
 田母神閣下は、そう熱唱していた――。
 東京都知事選(’14年2月)の運動員に現金を渡していたとして、4月14日、元航空幕僚長の田母神俊雄容疑者(67)が東京地検特捜部に逮捕された。
 右派の論客として多数の著書を出版、メディアに登場していた田母神容疑者にはファンも多く、その主張に共鳴する人たちが政治団体に合計1億3000万円以上も寄付をしていた。
 ところが、集まったカネの支出先を記載した政治資金収支報告書に5000万円以上の使途不明金が発覚し、選対本部長の告発を受けて特捜部が捜査していた。使途不明金の一部は、運動員に100万円単位で現金を配っていたほか、田母神容疑者が私的に流用していた疑惑が持たれている。田母神容疑者自身は、
「政治団体の会計責任者から1400万円を受け取った。(使った分の)領収書を会計責任者に渡したが、その一部は『使えない領収書だ』と言われた。横領とは認識していなかった」
 などと逮捕前のインタビューで釈明していた。
 政治資金収支報告書を見ると、東京・赤坂の寿司店や焼き肉店、高級懐石、バーなどでの接待交際費が並び、田母神氏の自宅に近い経堂の寿司店、和食店での交際費もある。多額の政治資金は、こうした場所での「豪遊」に使われていたようだ。
「田母神さんは主に赤坂近辺で会食することが多く、高級コリアンクラブにも行っていた。カネには細かくて、ケチ。メシを食べるときはだいたい私が払っていました」(前出・後援者)
妻が愛人に500万円請求
 田母神容疑者は私生活でも激動が続いていた。’75年に輝子夫人(66)と結婚したが、’12年9月には輝子夫人が「不倫による不貞行為で精神的損害を被った」として愛人女性を相手どって500万円を請求する訴えを起こしている。
 田母神容疑者は出身地の福島県で学習塾を経営していた40代の女性と’09年に知り合い、その後2年にわたって同棲した。
 前述の「使えない」と言われた領収書は、110万円のコート代で、田母神容疑者は、この分を政治団体に返金したと言うが、特捜部からはそれ以外にも数百万円の私的流用を追及されている。
「あの年代の男性には珍しく、自宅近くで女性と手をつないで歩いていましたから、よく覚えています。新婚さんかと思いました」(自宅近くの商店主)
 ’08年に自衛隊を退官して「論壇デビュー」した田母神容疑者は、新しい恋人との新生活に溺れ、金銭感覚を狂わせていったのかもしれない。
「都知事選で落選したあと、’14年12月の総選挙に立候補する直前に田母神事務所の人間から、『もうおカネが1000万円くらいしか残っていないんです』と聞いて驚いた。普段は愛国を語っていますが、ブランドもののネクタイを7本もまとめ買いしたりとか、カネと酒とオンナが大好きな俗物ですよ。戦後日本最後の侍なんてキャッチフレーズは、実像とはほど遠い」(田母神容疑者の知人)
 今夏の参院選にも出馬を予定していたが、疑惑発覚後、「悪名がとどろいてしまった」として断念していた。華やかな経歴は、意外な形で挫折を迎えた。
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田母神容疑者と愛人女性とのツーショット写真。田母神容疑者は輝子夫人と長年不仲で、実家との折り合いも悪く、「妻は私を馬鹿にしていたので頭にきていた」と話していた
PHOTO: 鬼怒川 毅
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