トランプ大統領誕生へ!安倍官邸が収集する「個人情報」
2016.05.17
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前妻をレイプ&DV疑惑!
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富裕層に対する増税を主張した翌日に撤回するなど政策はブレ続けている
 共和党の大統領候補として、ドナルド・トランプ氏(69)が7月の党大会で指名を受けることが確実になり、「トランプ大統領」誕生が現実味を帯びてきた。
「移民なんかくそくらえ」「メキシコの国境に万里の長城を造る」など過激な発言が論議を呼んでいるが、その実像を知る人は意外なほど少ない。
 トランプ氏に直接会ったことのある、国際経営コンサルタントの植山周一郎氏が語る。
「私が企画と司会をしていたテレビ番組(’88年6月)でインタビューをしましたが、非常に感じが良く、頭がいい、優秀なビジネスマンという印象です。日米安保条約についても言及し、『日本はバカなアメリカの政治家を相手に有利に条件交渉をして見事だ』と称賛していました」
 しかし、トランプ氏の伝記『ロスト・タイクーン』を書いた、ハリー・ハント氏が語るエピソードは衝撃的だ。
「トランプは激情的な性格の持ち主です。’89年に元妻のイヴァナに対して、DV事件を起こしています。ハゲの手術をしたトランプは、あまりの痛みから、イヴァナを怒鳴りつけ、殴り、髪の毛をひっぱった。その後、服を破り、むりやり性交した。その頃、夫婦関係は冷え切っていたので、16ヵ月ぶりのセックスだったそうです。イヴァナは友達に『夫に強姦された』といっている」
 このレイプ&DV事件について、前夫人は離婚裁判のなかで、口外禁止命令を出されている。
 今年に入ってから、安倍晋三首相はトランプ氏が大統領に就任する場合に備え、情報収集を外務省などに指示したという。トランプ氏の個人情報や、政権幹部に登用されそうな人脈のリストアップを進めている。前出の伝記など公開情報の収集や、米政界関係者への接触も始めているようだ。
 トランプ氏は候補指名の見通しが固まって以降も、演説会やインタビューで、
「日本や韓国など同盟国は、アメリカ軍の駐留費用の全額を負担すべきだ。(応じないのなら)米軍の撤退を検討する」
「日本が牛肉に38%の関税をかけるのであれば、われわれは日本の自動車に対しても38%の関税をかける」
 など過激な発言を続けている。もしトランプ大統領が実現すれば、日本はどのような影響を受けるのか。
「日米関係が混乱するのは間違いないでしょう。ただ安保条約の改定などは議会の承認がいるので、長期間の混乱が生じます。『そこまでエネルギーを費やすことなのか』と世論が盛り上がれば、機を見るに敏なトランプですから、さっと主張を変えてしまうことも考えられる」(米国政治が専門の上智大学の前嶋和弘教授)
 最新の世論調査では民主党のヒラリー・クリントン氏(68)が13ポイント上回っているが、国際基督教大学の森本あんり教授はこう言う。
「まさかトランプが共和党の候補指名争いを制するとは、1年前にはアメリカ国民も想像していなかった。昨年暮れに日本のアメリカ研究のトップが集まりましたが、みな『さすがに予備選終盤までには熱狂も醒めるだろう』と予測していたくらいです。次の局面で重要なのは、ランニングメイト(副大統領候補)ですね。トランプもヒラリーも、誰を選ぶかで今後の選挙戦は大きく左右されるでしょう」
 ’17年1月の就任式まであと半年。冷酷なビジネスマンと、激情家という二面性を持つ「怪物」大統領の誕生で、日米関係のみならず世界は一挙に流動化しそうだ。
PHOTO:Joe Raedle/Getty Images
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