せこすぎるッ!舛添要一都知事のケチ伝説
2016.05.21
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出てくる出てくる(珍)&(恥)エピソード!
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舛添氏が「ヤフオク!」で買ったブロンズ像。氏の美術品好きは有名だ
 舛添要一都知事(67)が火ダルマになっている。フランスやイギリスへの5000万円超の"大名出張"、神奈川・湯河原町の温泉つき別荘への公用車通いなどセコすぎるカネの問題が次々と発覚しているのだ。
 たとえば、千葉・木更津市の温泉施設「龍宮城スパホテル三日月」に家族で宿泊した料金約37万円、世田谷の自宅近くの天ぷら店や湯河原の別荘周辺の回転ずし店などでの私的な食事代金約8万円を政治資金から支出。さらに栃木・日光の温泉旅館「日光千姫物語」に家族で泊まった「宿泊代」約8万円を政治資金収支報告書に記載したのではないかとの疑惑も浮上。挙げたらキリがないほど、セコいエピソードのオンパレードだ。
 5月16日には舛添氏がインターネットオークションサイト「ヤフオク!」で美術品を購入し、代金の一部を政治資金収支報告書に記載していたことが発覚した。舛添氏の「ymasuzoe」というID(現在は削除)の取引履歴を見ると、美術品など計137点を落札している。「アールヌーボー 裸婦」のブロンズ像を始め、戦前から戦後にかけて活躍した木彫家、中村直人(なおんど)が制作した飾額(装飾を施した額)など、ツウ好みの作品ばかり。これらの一部に政治資金を支出していたことに対して、舛添氏は、
「海外の方との交流のツールや研究資料として活用している」
 とコメントしたが、なんとも苦しい。
 そんななか、本誌は舛添氏のさらにセコすぎる疑惑をキャッチした。舛添氏が自民党を離党して新党改革の代表に就任した’10年4月から、新党改革を離党し都知事選に出馬するまでのおよそ4年間のこと。舛添事務所の元関係者がコトの一部始終をぶちまける。
「当時、舛添氏は参院議員を務めるかたわら、全国各地での講演活動で荒稼ぎしていました。講演依頼は事務所で受けていましたが、地方での講演の場合、主催者からは、よく新幹線の往復乗車券と往復グリーン券がお供の秘書と合わせて2人分送られてきました。すると、舛添氏は事務所の女性スタッフなどに命じて、1人分の往復乗車券以外のチケットを街の金券ショップで換金させ、そのカネを私的にプールしていたんです」
街宣車に温泉街が悲鳴
 では、舛添氏と秘書は、どのようにして講演先に向かったのか。
「国会議員にはグリーン車も含めたJRの乗車賃が無料となるパスが支給されています。舛添氏は、自分はこれを利用してグリーン車で往復する一方、お供の秘書には主催者から送られてきた乗車券を使わせ、自由席で往復させていたんです。いま私的流用が問題視されている政治活動費の原資については、政党助成金(公金)なのかパーティー券収入(非公金)なのかの線引きが微妙ですが、議員パスの原資は紛れもない税金です」(同前)
 間接的ではあるにせよ、税金をネコババしたとなれば、「セコい話」ではすまされない。本誌が都庁の政策企画局を通じて、舛添氏に説明を求めたところ、「都として対応できる問題ではない」と回答を得られなかった。
 また、舛添氏が公用車で通っていた湯河原町の別荘周辺では、疑惑が報じられて以降、右翼団体による街宣活動で騒然たる日々が続いているという。地元の旅館経営者が語る。
「街宣活動はJR湯河原駅から舛添さんの別荘に続く温泉街の県道で展開されています。週に3回ほど、中型の街宣車がやって来て、30分から1時間程度、軍歌を大音量で流して帰っていきます。ふだんはいたって静かなところですからね。居合わせた宿泊客から『いったい何の騒ぎだ!?』と聞かれるので、そのたびに『申し訳ありません。舛添さんへの抗議活動みたいです』と説明しています」
 温泉街の商店主も、こう嘆息する。
「温泉街は三方を山で囲まれた谷筋にありますから、街宣車の大音量は温泉街全体に響き渡るんです。とくに舛添さんの別荘がある『湯河原温泉理想郷』の近くで店を出している商店主などは、『街宣車は理想郷の入口付近を行ったり来たりするので、街宣活動の時間帯はうるさくて商売にならない』と嘆いています」
 舛添氏をめぐる疑惑は日を追うごとに深まるばかり。この際、潔く都知事の職を辞してはいかがか。
(取材・文:森省歩=ジャーナリスト)
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5月13日の会見で、舛添氏は苦しい釈明に終始。都には1万件超の抗議の電話やメールが殺到したという
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会見で、手で隠しながら水を飲む舛添氏。耳に手を当てて記者の質問を聞こうとするなど、"号泣県議"野々村竜太郎氏との共通点が目についた
PHOTO:蓮尾真司(2,3枚目)
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