慶應病院エリート医師が危険ドラッグ密輸に走った「動機」
2016.05.21
LINEで送る

[singlemenu][ptitle]
image
5月11日に送検された藍容疑者。この直後、カメラマンに気づき両手で顔を隠した
 誰よりも危険ドラッグのアブなさを知っているハズの医師が――なんと愚かなのか。名門の慶応病院に勤める麻酔科医の藍公明(あいきみあき)容疑者(49)が危険ドラッグを密輸したとして医薬品医療機器法違反容疑で逮捕されたのは、5月9日のことだ。
「彼がイギリスから輸入していたのは、ラッシュと呼ばれる薬物。小瓶に入った液体状のクスリを気化させて吸引すれば、たちどころにハイになるシロモノで、依存性も高い。警察の取り調べに『違法だと知らなかった』と供述していますが、仮にも現役の、しかも薬の専門家である麻酔科医の彼だけに、その言いわけは通用しないでしょう。ラッシュを日常的に使用していて、自宅には空き瓶14本が転がっていたようです」(全国紙記者)
 藍容疑者は千葉県下トップの進学校、千葉高校を卒業後、神戸大医学部に進学。ここ20年は慶応病院で働いていた。ふだんの彼を知る友人は、今回の逮捕に驚きを隠せない様子だ。
「アイツとは何度も一緒にメシを食べていますが、仕事はマジメで気づかいのできる性格だった。クスリを使っているそぶりなんてまったくなかった」
 いったい、なにが彼を危険ドラッグの密輸に駆り立てたのか。
「ラッシュには使用すると性的興奮を高め、筋肉を弛緩させる働きがある。とくに同性愛者の間ではラブドラッグとして有名です。藍の姿はゲイバーの多い新宿二丁目でもよく見かけたし、ある男性と同居しているという話も聞いている。この事件と無関係ではないでしょう」(藍の知人)
 ’06年に違法薬物に指定されてからも、使用者が後を絶たないラッシュ。藍容疑者は一瞬の快楽と引き換えに、すべてを失ってしまった。
PHOTO:蓮尾真司
LINEで送る