6.23投票 イギリスEU離脱 あの有名人の気になる賛否
2016.06.21
LINEで送る

[singlemenu][ptitle]
ミック・ジャガー、カンバーバッチ、ホーキング博士…
セレブたちも真っ二つに割れた!
image
今年90歳を迎えたエリザベス女王。6月12日の公式誕生会では1万人以上の国民がバッキンガム宮殿前に集まった
 イギリスのEU(欧州連合)離脱「Brexit(ブレグジット)」に、全世界が揺れている。6月23日の国民投票を前に、ロンドン、ニューヨークはじめ株式市場は急落。反対に安全資産の金(きん)が急騰した。
 当初、離脱は回避できるという見方が強かったが、世論調査(6月13日)で離脱を支持する人の割合は53%、残留派47%と世論は拮抗している。
 イギリスの有名人の間でも賛否が分かれている。
 ローリング・ストーンズのミック・ジャガー(72)は離脱賛成派。4月に英テレビのインタビューに答え、
「20年くらいの長い期間で見たら、(イギリスにとって)有益なんじゃないかな」
 と発言。『ダークナイト』などの出演で知られる、ベテラン俳優のマイケル・ケイン(83)もインタビューで、
「顔の見えない何千人もの官僚が作ったルールに左右されるべきではない」
 と発言。伝説のバンド、ザ・フーのボーカル、ロジャー・ダルトリー(72)も「(EUは)非民主的だ」と批判した。
「移民が増えたことで、仕事が減り、病院など公共サービスの質が低下したと感じている人は多いんです。加えてEUは『チョコは一定の量のカカオが含有されていないと販売できない』など細かい規約を押し付けていて、反発を招いています」(イギリス在住のジャーナリスト・小林恭子氏)
 一方、反対派も負けていない。
『シャーロック』で有名なベネディクト・カンバーバッチ(39)やキーラ・ナイトレイ(31)、ジュード・ロウ(43)など人気俳優やデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッド(75)など250人以上のアーティストが残留を望む嘆願書に署名。「(離脱すれば)英国は舞台の袖から叫んでいるアウトサイダーになる」と警告した。また「車いすの天才科学者」として知られる、スティーブン・ホーキング博士(74)を含む160人の科学者らは、
「もしイギリスがEUを離脱し、科学者の移動の自由が失われれば、イギリスの科学と大学にとって大変な災難になる」
 と訴えた。
 EU離脱はサッカー界でも意見が分かれている。もし離脱すれば、現在プレミアリーグで活躍するEU加盟国出身の選手の約半分は労働許可が出なくなると言われている。EU諸国出身選手にとっては大打撃だが、いままでポジションを奪われていたイングランドの選手には朗報だ。元イングランド代表のソル・キャンベル(41)は「自国の選手の活躍機会を増やすべき」と賛成したが、元同僚のデビッド・ベッカム(41)はこの問題について発言していない。
「多くの選手が声明を出していないのは、所属クラブから言われているからでしょう。各クラブはEUの恩恵を受けていますからね」(イギリス在住のジャーナリスト・原田公樹氏)
 今年3月には英大衆紙「サン」が、「エリザベス女王が離脱を支持」と報道し、国内に衝撃が走った。’11年に女王が「EUは間違った方向に進んでいる」と言ったというものだが、英王室はサンに対し、異例の不服申し立てをした。
 いずれにせよイギリスの未来は、この投票結果にかかっている。

YES
image
ミック・ジャガー(72)

NO
image
キーラ・ナイトレイ(31)

NO
image
ベネディクト・カンバーバッチ(39)

NO
image
ジュード・ロウ(43)

NO
image
スティーブン・ホーキング(74)

NO
image
ヴィヴィアン・ウエストウッド(75)

YES
image
ソル・キャンベル(41)
元イングランド代表

YES
image
マイケル・ケイン(83)

YES
image
ロジャー・ダルトリー(72)
『ザ・フー』
PHOTO:ロイター/アフロ(エリザベス女王) アフロ 時事通信社
LINEで送る