六本木発 ミーハーキャバ嬢Xは見た! 「新宿に響く玉置浩二の声」
2016.06.29
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「何でこんな場所で寝てるんだっ!」
男性の怒鳴り声が聞こえてきたので声の方向を見ると、人だかりが……。 キャバ嬢御用達の格安ドレス屋は六本木にはないので、新宿まで買い物に行った時のこと。興味本意で人だかりの中心を覗いてみると、路上生活をしているであろうホームレスの男性に向かって、白髪の男性が怒鳴ってたんです。
「こんなとこで寝てたら邪魔だ!迷惑だろっ!今すぐ起きろ!」
白髪の男性の怒りは収まらず、徐々にヒートアップ。ホームレスの方は体を起こしたものの、縮こまってうなだれたまま。
ただ、怒鳴る白髪男性の声があまりに渋いので、よくよく顔を見てみると、なんと玉置浩二サンじゃないですか!びっくりです。
周りも玉置サンだと気付きざわつき始めても、彼はおかまいなし。何か人生がどうとか、社会がどうとか、早口で語り始めちゃってます。
これは長くなるなと、玉置サンを横目にスマホに来てたお客さんからの大量のラインに次々と返していたら、いつの間にか玉置サンとホームレスの方はフレンドリーな感じに……。
「頑張れよ!諦めちゃダメだからな!」
玉置サンは笑顔でそういうと、ホームレスの方と固い握手を交わし、そのまま、まさかの熱いハグ!数分前まであんなに怒っていたのに、もうわけ分かりません。私は不思議な気持ちのまま新宿をあとにしました。
このあと気になって玉置サンのことを色々検索してみると、過去の“奇行”についてたくさんの記事が……。でも、自ら統合失調症であることを告白しており、音楽活動をしながら闘病生活も続けてるみたいです。
検索中に見つけた玉置サンの路上ゲリラライブ動画。六本木交差点のアマンド前でギターをかき鳴らし、突然名曲『田園』を熱唱し始めたにもかかわらず、一瞬で大勢の通行人の心をワシ掴みにするその歌声とパフォーマンス!奇跡の瞬間に出くわした通行人たちの歓喜する姿に、思わずウルっときました。こんなスゴい人、見たことない。闘病生活は偏見との闘いでもあり想像を絶するくらい大変だと思いますが、いつまでも変わらぬ歌声を届けてくれることを願って止みません。
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