JKリフレから抜けられない女子高生の「カネとホンネ」
2016.07.03
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「最低でも月20万円ないと、
生きていけないんです」
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くったくなく話をする女の子たち。左からAさん、Bさん、Cさん
 6月18日、新宿にある「制服相席屋」の店長が、18歳未満の女子高生らに接客させたとして風営法違反容疑で逮捕された。
 女子高生世代が風俗まがいのサービスをしている店舗の情報を掲載しているサイト「合法JKナビ」の記者で、あるリフレ店の店長も勤める男性がJKビジネス事情についてこう話す。
「摘発された『制服相席屋』もJKリフレ店と内容は一緒です。表向きは女の子と個室で話をするだけなので、風営法による届け出も必要ないし、シャワーなどの設備も揃えなくていい。なんといっても『女子高生』というブランドはカネになるんです。サービス内容は女の子次第。SEXする子もかなりいるけど、店側は知らないフリ。でも、今回の逮捕で知らなかったは通じないでしょうね」
 秋葉原を中心にJKビジネスが社会問題化し、未成年の高校生が働く都内の店舗は摘発され、高校生は補導対象となった。しかし、閉店後も新しい店がすぐにオープンし、警察と業者のイタチごっこが続いているのが現状だ。
 本誌は、件(くだん)の「制服相席屋」で働いていた女の子たちに話を聞くことができた。現れたのは、ごく普通の可愛らしい女の子たち。警戒しているのか、小さな声で挨拶をしてきたAさん(16)。その友人で落ち着いた雰囲気のBさん(16)。つねに笑顔のCさん(18)。どんなところで働いていたのか尋ねた。
「マンションの一室がベニヤ板と天井から吊るしたカーテンで、いくつかの小部屋に仕切られています。一部屋は一畳くらいで床にはマットレスが敷かれてました。表向きは、肩もみやお話しをするだけなんですけど、裏オプション(注・違法なサービス)がいくつもあって、本番をしている子もいました。J-POPがガンガンかかっていて中の会話はまったく聞こえないから、何をやっているかはわからないんですよね」(Aさん)
「突然店がなくなって困った。私は両親が死んじゃって、中学時代は施設で育ったんです。遺族年金が6万で2万は貯金。それ以外は全部自分で稼がなきゃいけないから水商売で稼ごうかな〜」(Bさん)
 短時間で稼ぐことができるかわりに、男から性の対象として見られ、危険性もともなう仕事に不安はないのだろうか?
「私は大学に行きたいんで、稼いだおカネは貯金してます。両親の仲が悪くて、これからどうなるかわからないし、奨学金を借りると返済が心配。いまならおカネになるからがんばらないと……」(Aさん)
「お客さんみんながH目的じゃない。私を指名してくれるお客さんで裏オプション希望の人は半分くらい。通ってくれたらこすってイかせてあげるか、おっぱいを触らせてあげます。初めてのお客さん? ムリ(笑)。でも、一人暮らしをしてて、最低月20万はないと暮らしていけないからこれからはもう少しサービスのハードルを下げるかも」(Cさん)
「私は逆にお客さんで好きな人がいたんです。広告代理店に勤めている人で30歳差なんですけど(笑)。友だちと3人でご飯食べに行って、その人の家に泊まりに行ったり。二人っきりで会おうかって話もあったんですけど、私に根性がなくてダメでした」(Bさん)
 同級生と恋話で盛り上がったりは?
「ないかな。お店ではホストにはまっているコもいたよ。本番ありで10万とか稼いで、そのままホストクラブで貢いで。そっちとも話は合わなかった」(Aさん)
「でもAはバンギャ(バンドのおっかけ)だから、そっちにつぎ込んでるでしょ!?」
 BさんはAさんをからかう。
「小学校からのバンギャ(笑)。ツアーに行ったり、仲良しのバンドのメンバーさんとおしゃべりで電話代月3万くらいかかっちゃうからキツイ」(Aさん)
「同世代だとご飯ご馳走してくれたり、お化粧品買ってくれたりもないから恋愛対象としてはNOです」(Bさん)
 自らの性が値付けされていることを知っている少女たちは、この先どんな恋をするのだろう?
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平成11年生まれの16歳。本来どんなリフレ店でも仕事はできないはず
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人気アイドルグループにいそうな女の子が慣れた足どりで都内のレンタルルームに入っていった
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1時間後、男性と楽しそうに話しをしながら出てきた女の子は、バイバイと手を振り、男性と別れた
PHOTO:小松寛之
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