善光寺82歳貫主(小松玄澄貫主)の「カネと女」のスキャンダル
2016.07.15
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開創1400年の名刹のトップが罷免要求された!
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夕方大勧進を出る小松貫主。愛人のところに行くのかと思いきや、数少ない貫主派の寺院の門をくぐった
 開創一四〇〇年の名刹が揺れている。
 長野県、善光寺。観光地としても有名なこの寺は天台宗と浄土宗、2つの宗派に管理・運営されており敷地内に多くの寺院がある。その天台宗側の25寺院(一山(いっさん))を束ねるのは「大勧進」と呼ばれる寺だ。この大勧進のトップが「貫主(かんす)」と呼ばれる役職なのだが、現在の小松玄澄(げんちょう)貫主(82)の評判が芳しくない。
 7月13日には、一山の役員にあたる臈職(ろうしゅく)と信徒を束ねる総代の名義で、天台宗の総本山である比叡山延暦寺に小松貫主の罷免を願う「懲戒事犯申告書」が提出された。
 経緯を善光寺の住職が語った。
「まずはカネの問題。貫主は大勧進と善光寺事務局から合計で年間2500万円ほど給与をもらっていますが、揮毫(きごう)の収入まで自分の懐に入れています」(大勧進関係者)
 揮毫とは、徳の高い住職の手による書や絵のこと。
「善光寺のトップともなれば全国から依頼が来ます。一筆20〜50万円で多い年は総額で1000万円にもなるはずです」(同前)
 別の住職は「小松貫主の生活は、年齢や肩書に似つかわしくない派手さ」だと語る。
「『世界に55台しかないんや』と自慢していたベンツをはじめ、何台もの外車を乗り回すわ、食事を用意する女性には、『血のしたたる旨いステーキが食べたいんや』とねだるなど80の爺さんとは思えない肉食ぶりなんだよ」
 さらに問題となっているのが「女グセ」。「被害者」だという数人の女性に話が聞けた。
「抱きつかれることはしょっちゅう。『いま一人暮らしなんか?』『寂しいなら行ってやろうか』と言われました」(大勧進元職員の女性)
「職員に対するセクハラ・パワハラは日常茶飯事なんです。京都に妻子がありながら、大勧進で働く60代の女性Aさんと愛人関係にあるんですよ」(大勧進住職40代)
 Aさんが大勧進に来てから、仕事のやり方で対立した女性たちは意に添わない異動を強いられたと訴えるのだ。
「Aさんは普段はおばちゃんみたいな格好で大勧進に出勤するんですけど、貫主に会う日は黒っぽい服で必ずスカートなのですぐわかります。好かれたのは巨乳だからじゃないですかね(笑)。ありえない時間に貫主の部屋にAさんが訪ねてくるのは1回や2回ではありませんでした」(大勧進職員Bさん・60代)
 本誌はそのAさんを直撃した。
「そんな事実はまったくございません。声の大きい人たちの意見に踊らされているんです。大勧進があるから、お貫主がいるから働くことができて、お給料がもらえるということを、その人たちも理解した方がいいですよ」
 こう言って貫主をかばってみせるのだ。
 実は小松貫主への罷免要求は今回で2回目。1回目は’02年就任の2年後、当時の愛人と性交渉の余韻を絵文字入りのメールでやりとりしていたことをマスコミに報じられたことが原因だった。この時は罷免要求を取り下げる代わりに’07年に貫主の地位を退く約束が取り交わされていたが、小松貫主が反故にし、訴訟に発展した。小松貫主の代理人である弁護士に見解を求めたが回答はない。
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年間600万人の参拝客が訪れる
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本誌のインタビューに答える大勧進職員の女性たち。ときおり涙を見せながら、大勧進の行く末を案じていた
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7月13日に比叡山延暦寺に提出された罷免要求書。判断の結果に注目が集まる
取材:芳賀慧太郎
PHOTO:小松寛之
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