日米大学野球デビュー 東大・宮台「合宿所ではポケットに六法全書」
2016.07.23
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自己最速の150㎞で5奪三振!
米国監督も絶賛
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来年のドラフトで上位指名されることは間違いない。「投げるときにヒジが首の上にあるのがいい。田中将大に似たフォームで肩が強い証拠」(野球評論家の安倍昌彦氏)
「(得意の)まっすぐで空振りを取れたのは良かった。厳しいコースに投げれば、通用するのがわかった」
 東京大学の宮台康平(みやだいこうへい)(21)は、報道陣に満足気な表情を見せた。7月15日に神宮球場で行われた、日米大学野球の第3戦。先発した宮台は2回2/3を投げ敗戦投手となったが、"メジャーの卵"相手に自己最速の150㎞を計測するなど1失点で5奪三振の内容だった。
「監督から『行けるところまで行け』と言われていたので、最初から飛ばしていきました。球は走っていました」(宮台)
 東大生が日本代表に選ばれるのは、’83年の大越健介氏(現NHK報道局記者主幹)以来2人目。観戦した大越氏も宮台の投球を称賛する。
「(中継ぎで1アウトも取れなかった)ボクとはレベルが違いますよ。球のキレもスピードも申し分なかった。大舞台でも躍動感がありましたね。ハートが強い」
 グラウンドを離れると、さすがは法学部に通う東大生。合宿中は、他の学生と違う生活スタイルを貫いていたという。
「ポケットにいつも六法全書を入れ、ひまさえあれば読んでいました。夕飯を終えると部屋にこもり毎日2時間、債権がテーマの民法第二部の勉強をしているんです。そのあとに米国大学チームのビデオを見て、攻め方などを検証していた。『英語は苦手』と言っていますが、試合後は米国人選手たちにも積極的に話しかけていましたよ」(スポーツ紙記者)
 クレバーな左腕を、米国大学チームのホートン監督も「メジャーのスカウトもチェックすべきだ」絶賛した。
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後輩の活躍に大越氏も目を細める。「日本や米国代表投手と遜色(そんしょく)ない球を投げている。将来が楽しみです」
PHOTO:竹本テツ子
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