『ドクターX』米倉涼子にかかる「期待と重圧」
2016.10.13
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テレ朝、初の視聴率三冠王獲得なるか
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昨年10月、恵比寿の知人宅から出てきた米倉。女優になる前はモデルとして活動していただけあって、抜群のプロポーションだ
 "年間最高視聴率の大本命"がお目見えだ。10月13日、ドラマ『ドクターX 外科医・大門未知子』(テレ朝系、木曜21時〜)のシリーズ第4弾が始まった。
 米倉涼子(41)演じるフリーの天才外科医・大門が組織の論理に縛られず自分の流儀を貫き、患者を次々と救っていく同作。お馴染みの西田敏行(68)、岸部一徳(いっとく)(69)らに加え、今シーズンは泉ピン子(69)、吉田鋼太郎(こうたろう)(57)、草刈民代(51)といったクセ者が脇を固める。
 1作目からヒットした同シリーズだが、’14年10月期の第3シーズンは全話平均視聴率22.9%、最終回はなんと27.4%を記録。これは’14年の全ドラマにおけるトップでもある。「10%に乗れば上出来」とされている昨今のドラマ事情を鑑(かんが)みれば、驚異的と言っていい。なぜ『ドクターX』、そして米倉涼子は"数字"を持っているのか。
「ひと言でいえば、痛快さがウケたんです。大病院の腐敗などの社会悪に立ち向かう一匹狼のヒロインを、"男前"でサバサバしたイメージが定着している米倉さんが演じてピタリとハマった。水戸黄門的な勧善懲悪の構図がわかりやすく、『私、失敗しないので』といった決めゼリフもキャッチーです。
 NHKの大河や朝ドラ以外ではメインどころで起用しづらい演技派のベテラン陣が、このドラマでは縦横無尽に活躍しているのも大きい。『ドクターX』は、彼らに親しみを感じる中年層、そして医療モノに関心の高い高年齢層を中心に支持されているのです。もちろん、米倉さんのセクシーなミニスカ姿や入浴シーンなども視聴率に大いに貢献していることは言うまでもありません(笑)」(テレビ評論家の桧山珠美氏)
 テレ朝が高いギャラを省(かえり)みず豪華俳優を次々とキャスティングし、前作以上に力を入れている背景には、民間キー局の熾烈な視聴率争いがある。全日(6〜24時)、プライム(19〜23時)、ゴールデン(19〜22時)のすべての時間帯の視聴率を制した局は"三冠王"と呼ばれるが、’14年と’15年は日テレがそれを達成している。
「今年も(10月11日現在)、日テレがすべての時間帯で首位に立っており、テレ朝は2位につけています。そこで、逆転を目論(もくろ)むテレ朝が満を持して切り札として投入するのが、連ドラとしては2年ぶりとなる『ドクターX』なのです。
 しかも、同クールで15%ほどの視聴率を見込める人気ドラマ『相棒season15』(主演・水谷豊)を放送、さらにFIFAワールドカップアジア地区最終予選の中継権も獲得している。幹部が『日テレを倒せる!』と息巻くのもムリはない」(在京キー局関係者)
 これだけの期待がかかる『ドクターX』だが、当初米倉は第4弾に乗り気ではなかったという。雑誌のインタビューでも、
「大門のイメージが着いてしまうと、今後の女優業にはマイナスかもしれない」
「視聴率が良いだけに、数字争いに巻き込まれて自分が疲弊するのがイヤ」
 と胸中を包み隠さず語っている。しかし、結果的に米倉は今回の話を引き受けざるを得なくなった。なぜか。
「プライベートで"失敗"してしまったからです。’14年末に一般男性と結婚したものの、わずか2ヵ月ほどで別居。夫のモラハラが原因だとされています。夫が別れたがっていないので離婚協議は進展していません。
 米倉は妊活のために白紙にしていたスケジュールを再び仕事で埋めることにしたのです。そういう大事な時期に本格復帰作でコケるわけにはいきませんからね。慎重に選んだ結果、『ドクターX』に落ち着いたというワケです。今年7月のスペシャル版が平均視聴率22.0%を記録したことから、破局の影響は大きくないことがハッキリしています」(芸能関係者)
 プレッシャーを見事にはねのけ、「仕事は失敗しないので」と高笑いできるか。
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10月4日の制作発表で。米倉はミニスカで登場し、惜しげもなく美脚を披露。「大門未知子があるから米倉涼子がある」と作品への強い思い入れを語った
PHOTO:西 圭介 産経新聞社
HOT WORD: 米倉涼子
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