スクープ!豊洲新市場 これが「疑惑まみれの内部」だ!
2016.10.28
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小池都知事は止められるのか
着々と進む移転準備
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すでに水産業者の看板も数多く掲げられ、内装工事も最終段階に入っている
 豊洲新市場は土壌汚染の検証や、地下空洞問題の責任者追及が注目されているが、小池百合子都知事(64)の思いをよそにいまも移転準備が密かに、そして着々と進められていた――。
「内部を見てもらえば分かるように、かなりの業者がすでに内装工事を終えている。ウチは500万円以上のカネをかけているから、これでオープンしないとなれば、その費用をどこに請求すればいいのか……アタマが痛いよ」
 そう語るのは、豊洲新市場6街区1階にある「水産仲卸売場棟」にブースを借りた水産業者。本誌は今回、この人物の協力を得て、内部写真を入手した。
「冷蔵庫、ありまーす!」
「看板、確認しましたー!」
 床面積約3万5000㎡の広大な空間に都庁職員の声がひときわ大きく響いている。内部には500を超えるブースが並び、電気設備や空調設備の業者が現在も急ピッチで内装作業を進めていた。
「内装工事はすでに、8割方終わっていると思いますね。都は、実際に内装工事が行われているか、ひとつひとつチェックをしている段階です」(前出・水産業者)
 卸売業者のブースが並ぶ1階だけでなく、飲食店が入る3階の内装工事もほぼ完了。椅子やテーブルが設置され、フロアには喫煙所まで設けられていた。
 1階と上層階を結ぶスロープ部分では、荷物を運搬する「ターレ」の走行テストも行われていた。
「開場すれば何十台ものターレが場内を走ることになりますが、テスト走行はわずか2台で行っている。都の予算が下りなかったらしく、テストにはこれしか用意できなかったと聞いています。開場後、ターレの衝突事故が多発する可能性もあります」(現場作業員)
 課題山積みの豊洲新市場。果たして小池都知事は、どのような最終決断を下すのか――。
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内装の進捗をチェックする都庁職員。以前は必須だったヘルメットも完成間近の現在は不要になったようだ
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水槽が並べられた水産業者のブース。間口が1ブース約1.5mと狭いため「マグロが切れない」と業者から不満が出ている。
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3階の飲食店スペースもほぼ移転準備が完了。外装だけでなく内装も完成し、椅子やテーブルも設置されている
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