旭日旗と並ぶ安倍首相が醸し出す「ある恐怖」
2016.10.31
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貫禄十分で、至極ご満悦
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観閲式には、陸上自衛隊員約4000人、戦闘ヘリコプターなどの航空機約50機、10式戦車など280両以上の車両が集結
「米国だけではありません。平和安全法制(安保関連法)は世界から支持され高く評価されています」
 戦前から日本の軍旗として使用されてきた旭日旗(きょくじつき)がはためく陸上自衛隊朝霞訓練場。10月23日、4000人もの自衛隊員が一糸乱れぬ隊列を組む自衛隊観閲式で、安倍晋三首相はこう訓示した。
 戦車など車両約280両、航空機約50機が行進したほか、在外邦人の救護にあたる輸送防護車や、在日アメリカ軍のMV―22オスプレイが初めて観閲式に参加した。
 政府は11月中旬以降に南スーダンに派遣する部隊に「駆け付け警護」などの新任務を付与する方針だ。安倍首相はこの日の訓示で安保関連法に触れ、「この法制によって、諸君たちには、新しい任務が与えられることとなります」と語った。
「10月に稲田朋美防衛相が南スーダンのジュバを視察しました。しかし、滞在時間はわずか7時間で、訪れたのも国連施設のあるトンピン地区など安全が確保されたエリアばかりでした。部隊が派遣される11月からは乾季で道路が乾いて武装集団も移動しやすく、大きな事件が起きやすい時期です。このタイミングで新任務を付与していいのか疑問です」(東京新聞論説兼編集委員の半田滋氏)
 戦争ができる国へ――安倍首相は着々と歩を進めている。
PHOTO:蓮尾真司
HOT WORD: 安倍首相
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