生涯獲得賞金33億円!馬主・北島三郎の「懐具合」
2016.12.02
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愛馬がジャパンカップ優勝し、東京競馬場で高らかに『まつり』を熱唱
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キタサンブラックの騎手を務めた武豊氏(右端)の隣でトロフィーを抱き満面の笑みを浮かべるサブちゃん
 11月27日、東京競馬場の表彰式に現れた演歌界の大御所は、これ以上はない満面の笑みを浮かべていた。それもそのはず、この日行われた『第36回ジャパンカップ』でサブちゃんこと歌手・北島三郎(80)の愛馬・キタサンブラック(牡4歳)が圧倒的な強さで優勝。見事、1着本賞金3億円をゲットしたのだ。’15年1月にデビューして以来、キタサンブラックの獲得賞金総額は約9億5000万円。孝行息子の大活躍で、三度目のGI制覇を成し遂げたサブちゃんがウハウハ状態なのも、理解できよう。ただし、ご本人の"懐具合"はというと、まだまだ大儲けとはいかないようだ。
「JRAの場合、競走馬の入厩中にかかる預託料が年間約720万円。デビューまでにかかる餌代など飼育費用が年間約200万円かかる。3年間走らせたとして、2000万円以上の費用が発生します。多くの馬主は賞金でこれがペイできればいいという感覚で、自分も30年やっているけど、全然儲からない。仮に100頭持っている馬の中から、1頭キタサンブラックのような馬が出ても赤字になりますよ」(馬主歴30年の男性)
 現在、10頭の競走馬を所有するサブちゃんの馬主歴は54年目と長く、これまでに所有していた競走馬は約170頭にも及ぶ。所有馬ほとんどに北島三郎を略した「キタサン」の冠名が付くことでも知られている。初めてのGI出走は、’95年、キタサンサイレンスの桜花賞。初GI制覇はキタサンブラックによる昨年の菊花賞だった。
「キタサンブラックは9億円以上稼いでいるものの、北島さんの場合、これまでにつぎ込んだ馬の購入費用だけでも計8億円以上。厩舎預託料は年間約1億円かかっています。ここに至るまでに競走馬何百頭分の維持費を払ってきていますから、トータルでは儲かっていないのでは……」(競馬関係者)
 生涯獲得賞金約33億円を稼いでも、過去の諸経費を取り戻すのは難しいのか。もっとも、今後の成り行きによっては、サブちゃんの馬主収支が大きく黒字へと傾く可能性は残っている。
 競馬エッセイスト・梶山徹夫氏は語る。
「キタサンブラックはまだまだ勝てる馬だし、引退後にも種牡馬(しゅぼば)としての道が残っている。1回の種付け料が数百万円単位ということになれば、それこそ莫大な金額が転がり込んでくることになります」
 そういえばサブちゃんも先の表彰式で「♪これが日本の〜、競馬だよ〜」と熱唱し、馬主とは"男のロマン"なのだと強調していたっけ。
 キタサンブラックの次の出走予定は12月25日の有馬記念。昨年は残念ながら3着だったが、今回は雪辱を果たして、サブちゃんに一足早い"福笑い"をもたらすことができるか。
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都内にある北島三郎邸。立派すぎる門構えに驚かされる
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セキュリティー対策万全の大豪邸の玄関には、なかなかお目にかかれないようなトラの置物が
PHOTO:三好健志 結束武郎
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