覚醒剤で幻覚ASKA「自ら警察呼んで逮捕」の内幕
2016.12.02
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“クスリ部屋”を売却するも、
同居家族の目を盗んで裏切り行為…
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11月28日夜11時、警視庁湾岸署に身柄を移されるASKA容疑者。Chageは「悲しい思いと悔しさで一杯」
「脳が溶けちゃってるんじゃない?」
 横浜在住の元売人は、ASKA(58)の現状をこう表現した。
「盗聴された、追われてるってのは、ヤクを打ちまくった人がよく口にするセリフ。重度の中毒者は自分が置かれている状況が理解できないから、平気で警察に助けを求める。ラリッたASKAが自ら警察に110番通報したって聞いても、少しも不思議じゃないね。先月、のりピーの元旦那の高相祐一がパクられたでしょ? 普通の芸能人のお客さんなら、ニュースを見た途端、サーッと引く。しばらくクスリをやめて、海外旅行に出かけたりする。だけど、ヤク中の人に、そんな発想はないわけ。クサ(大麻)はナチュラルなモンだから抜けるけど、覚醒剤とかコカインみたいなケミカルなヤツは脳に焼きついちゃうんだよね。再犯率、80%だから」
 ’14年に覚せい剤取締法違反(所持)などの容疑で逮捕され、懲役3年、執行猶予4年の判決を受けてから2年2ヵ月。ASKAがまたも逮捕された。
 11月25日夜、度重なる盗聴・盗撮、Apple IDのアカウント乗っ取りの"犯人"を特定したとして、ASKAが警察に通報。「サイバー(犯罪対策課)を紹介してください」と訴えた。自宅に駆け付けた警察官がロレツの回らないASKAを逆に怪しみ、尿検査を行ったところ、覚醒剤の陽性反応が出たので、28日に逮捕した――というのが今回の顚末だ。
 にわかには信じがたいが、全国紙社会部記者は「警視庁組織犯罪対策5課がASKAを内偵していたわけではなく、自らの110番通報による"自爆"逮捕」だと断言。近所の住民も「25日の夜8時ごろ、ASKAの自宅前に不審なセダンが停まっていた」と証言するのだった。
「来客があったとき、ASKAさんは必ずゲストスペースに車を停めさせる。それが家の真ん前に車が停まっていたから『変だな』と思っていたんです」
 ASKAの豪邸は今年、外壁工事が完了。新築みたいに綺麗になったと評判だったが、夜になると真っ暗になるという。
「リビングにかすかに明かりがついている程度。気分一新のためにリフォームしたけど、目立たず暮らしていきたいっていう意思表示なんでしょうね。それが、あの日は煌々(こうこう)と明かりがついていた。警察が捜査していたんでしょうね……」
見かけぬ男が自宅に出入り
 組対5課の取り調べに対し、ASKAは「絶対にやっていない」と容疑を否認。逮捕翌日の29日に家宅捜索が行われたが、薬物につながる物証は得られなかった。しかし――。
「組対5課は都内のホテルにも、ガサ入れしています。かつて"クスリ部屋"にしていた北海道のマンションと都内のマンションは保釈後、売却されている。だが、逮捕される直前、ワイドショーの『ミヤネ屋』(日本テレビ系)に電話出演したASKAは『まだ警察もつかんでいない、モノを書く場所がある』と言っていた。新しいクスリ部屋があると見て、間違いないでしょう」(前出・社会部記者)
 前出の元売人が打ち明ける。
「’14年に捕まったとき、ASKAは裁判で覚醒剤の入手先をペラペラしゃべった。おかげで北海道の組と"新宿薬局"と呼ばれていた新宿の組、都内の別の組の3つの暴力団は大打撃を受けた。その組にいたヤツらが『ASKAを潰(つぶ)す』と言っていたらしいから、またシャブ漬(づ)けにされて、カネを巻き上げられたんだろうね。ネットでも覚醒剤は買えるって聞くけど、それじゃ足が付く。余計な物が入った混ぜ物が多いらしいから、ASKAは満足できないでしょう」
 田代まさしは、イベントに来た客と握手したときに、売人の連絡先が書かれたメモを手渡されて再犯に走った。有名人で自宅住所が割れているASKAとの接触は容易だ。組対5課によれば、ASKAは11月中旬から25日にかけて覚醒剤を使用した疑いがあるという。近所の住民は、こんな光景も目撃していた。
「秋口に入ってから、他府県ナンバーの乗用車がASKAさんの自宅のゲスト用カーポートにちょくちょく停まるようになり、見かけぬ男性が頻繁に出入りするようになった。『レコード会社の人かな? ほとぼりが冷めて、音楽活動を再開したんだね』なんて女房と話していたんですが……あれが売人だったんでしょうか」
 9月下旬、ASKAは13曲からなるニューアルバムのレコーディングが最終段階に入ったことをブログで報告。〈メジャーのレコード会社で、手を上げてくれているところが数社あります〉と書いた。
 前回の逮捕で愛人とのシャブセックスの様子が法廷で明らかにされても、妻・洋子さんは離婚せず、同居を続けた。シンガーとしての再起を支えた妻を、ASKAはまたも裏切ったのだ。
「このまま起訴されて裁判となれば、1年半から2年の実刑を喰らうでしょう。執行猶予中の再犯だから、前判決の懲役3年と合わせて5年の実刑判決が下る可能性が高い」(警視庁関係者)
 頼まれもしない東京五輪のテーマ曲を勝手に作っていたASKAだが、シャバに戻れるのは閉幕後となりそうだ。
〈いまは昔 昔はいま 誰でもない自分さ 生きるように生きてきた めくれば文字が現れるように こんにちは さようなら おはよう おやすみなさい 繰り返しながら僕はここに居る sweet and good memories ニューシネマパラダイス〉
 これはASKAがブログにアップした、『FUKUOKA』なる曲の歌詞の一部だ。たとえ逮捕を免れたとして、彼の楽曲がファンの共感を得られたかどうか、甚(はなは)だ疑問ではあるが――。
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自宅を出た後、ASKAは警察車両の中で捜査員と口論に。尿検査の結果も「陽性は100%ない」と否定した
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家宅捜索でASKAの自宅からiPadなどが押収されたが、薬物も注射器も見つからず
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逮捕時、報道陣が殺到したガレージ。中のベンツは妻子も使用
PHOTO:鬼怒川 毅(1枚目) 蓮尾真司
HOT WORD: ASKA
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