月イチ連載 国立 大カタギリ博物館 no.018 リスマスク
2016.12.27
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片桐 仁が制作する不条理アート
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リスマスク
タテ125×ヨコ162×奥行96(㎜)
2016年12月
 サー・カーター卿は悩んでいました……。「大好きな年末の一大イベント『クリスマス』が、あのイベントに押されている。ガンガンに押されている!」と……。そう、ハロウィ〜ンでございます! 5年前までは、まったく市民権を得ていなかったハロウィ〜ン。東急ハンズとLOFTだけが、妙に頑張っていたハロウィ〜ン。何故!? いつからあんなに街中をゾンビやマリオが徘徊するようになったのか!? どうしたものか……。
 そんなある日、カーター卿が古文書『ギリ年代記』の中に意外な事実を発見しました。クリスマスとは元々"キリストの生誕を祝う祭り"ではなく、"悪霊を追い払う祭り"だったというのです! 本来は"12月24日の夜、人々が厄除けの『リス』を象(かたど)った、思い思いの格好をして街を練り歩く奇祭"その名も『リスマスク』だったのでございます! 子どもがリスに変装するその可愛さに、大人たちは思わずお菓子をあげてしまったそう……。
 ところが時間の流れと共に、本来の宗教的な意味は失われ『リスマスク』も『クリスマス』に変わっていってしまった……。つまりクリスマスのキャラクターはサンタやトナカイだけでなく、リスもいたのです!
 どうでしょう? アナグラム的回答! 今後ハロウィ〜ンに取って代わる、『リスマスク』の時代が来るやも知れません!! 難しかった〜リス。イヌっぽくなったりサルっぽくなったり、色塗ったら急にリスになってホッとしたさ〜。
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『リスマスク』を装着したカーター卿。
昨年、5都市で2万人以上に来場して頂いた個展『ギリ展』。
来年は6都市で開催する予定! 全員来てくれ!
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かたぎり・じん(サー・カーター卿)43歳。
12月28日、両国国技館で「エレ片コントライブ」を開催します!
PHOTO:大坪尚人
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