第145回:「1日10時間の猛勉強で東大へ」ミス東大・皆本萌ちゃん
2016.12.24
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Photo:霜田明寛
『ミス東大コンテスト2016』ファイナリストの皆本萌ちゃん(22歳・3年生)。帰国子女の萌ちゃんは、フェリス女学院中学校・高等学校を卒業して、東京大学に進学。その美貌の裏には、しっかりとした考えがありました。
――東大に合格した瞬間ってどんな感じなのですか?
「最初はまったく実感がわかなくて。周りが喜んでいるのを見て、徐々にテンションを上げていく感じでした。合格発表についてきてくれた8歳下の妹に『遊べるね』と言われたことも、実感を後押ししてくれましたね」
――受験のとき、相当勉強されたんじゃないですか?
「もともと、慶応大学に指定校推薦で行けたらいいなと思っていて、猛勉強するというよりも、毎日の勉強を着実にやってきたタイプなんです。ただ、指定校推薦が取れなかったら困る、という危機意識が働き、高校3年生から塾に通い始めたんです」
――高3で通い始めるのは、東大受験者にしては遅い方ですよね。
「そうですね、本格的に東大を受けることに決めたのは高校3年生の夏なので。それからは、1日10時間くらいは勉強しました。それでも他の東大合格者と比べると少ない方なんじゃないかなと」
――1日10時間で少ないほうなんですね。フェリス女学院中学校も、中学受験の難関校ですが、そこを目指そうと思ったのはなぜなのでしょう?
「私は2歳から小3までアメリカにいた、帰国子女なんです。帰国してから、日本の小学校に転入しました。小学校でも、英語の授業があったのですが、やはり普通に英語を喋ると、周りがザワついて、奇異の目で見られてしまったんです」
――小学生でひとりだけ英語がペラペラだとそうなってしまうかもしれませんね。
「それで『馴染むために、わざと下手に喋ろうかな』という考えもよぎったんですが、それも違うかなと思ったんですよね。それなら、中学からは、勉強への意識もレベルも高い集団に入ったほうが、そういったことで悩まなくてすむようになるんじゃないかと考えました」
――ちなみに、その美貌は昔からなのでしょうか?
「中高の6年間、女子校という男性の目のあまりないところにいたので、自分の容姿にはそんなに興味がなかったんです。キレイになりたいという思いも強くはなくて、今より8kgくらい太っていた時期もあったくらいです」
――そんなコがどうしてミスコンに出るまでに?
「ミスコンテストに関してもフェミニスト的な視点から疑問にも思っていました。でも、高校2年生の頃に、『ももいろクローバー』にハマったんです。そこで少し考えが変わったんですよね。容姿以外の分野に関しても努力をした上であれば、女のコが容姿をウリにするのも悪いことではない。本人がやりたくて覚悟を決めてやっているのなら、社会的な善なのではないかと思うようになったんですよね」
受験からミスコン出場まで、自らの人生をロジカルに説得力を持って語る萌ちゃん。ミス東大の名はダテじゃありませんでした。
(取材・文 霜田明寛)
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Photo:霜田明寛
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Photo:霜田明寛
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