セレブ人妻たちに密かなブーム 夫は知らない愛人 ビジネスの世界 1/2
2016.12.30
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官僚や銀行員らエリート夫たちを持ちながら、カラダを持て余した妻たちが続々参入

カネにも美貌にも恵まれ、何ひとつ不自由なく暮らしている人妻。誰もが羨むような「勝ち組人生」を送る彼女たちは、夫に言えない「もうひとつの顔」を持っていた――。

取材・文/本橋信宏
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夫は東大卒のキャリア官僚
35歳の人妻がハマる謝礼交際
「謝礼交際の話……知ってます。芦屋や神戸のマダムが不倫した際に、お小遣い渡されるのを謝礼交際というんですよね。お金はいくらとか決めてない、あくまでもコトが済んだ後に男性側から気持ちとして支払われるんですね」
 夫が知らぬ間に妻は密(ひそ)かに愛人ビジネス。"いけない奥さん"が夫以外の男といかに接触しているのか。最近では、お金に困っていないセレブ妻が不倫の輪を広げているという。
 私はまずは上野のとある熟女系出会い喫茶に潜入したのだった(今年還暦なんです)。
 そこで出会ったのは前出の人妻・亜紀(仮名・35)だった。引き締まった肢体は服の上からでも確認できる。
「スマホの出会い系サイトは1〜2回利用しただけだったんです。どんな男性が来るかわからないから怖いでしょ。交際クラブは男性の審査があるから安心ではあるんだけど、女性がクラブに登録するときに写真撮られたりするから、ちょっと……」
 繁華街で姿を見かける出会い喫茶は、女性側が店内で無料飲食できて、有料の男性客が女性を品定めし、お互い条件が合えば外でデートするシステムである。一時期、この出会い喫茶に女子高生が紛(まぎ)れ込んで問題になったが、現在、出会い喫茶は30代以上の熟女系が人気を集めている。熟女系出会い喫茶だと女性は店内では最後まで匿名で通せる。
 亜紀のスレンダーな肢体は「高校生のころから陸上競技やってきたから」だという。
「主人も陸上やってきたから話が合うんです」
 友人の紹介で出会い、数年前に結婚した。亜紀は名門女子大卒、大手証券会社で働いていた。
「主人はお役人です」
 さりげない人妻の言葉。さらに突っ込むと、東大卒、キャリア官僚というプロフィールが浮き上がった。
「友だちの紹介といっても、お見合いみたいなものだったんです。わたしも三十路(みそじ)目前だったから、結婚は早くしたかったし。熱愛で一緒になっても結局は別れてしまう夫婦はたくさんいるし、恋愛と結婚は別と思ったほうがうまくいくと思って」
 なかば割り切って結婚したのだったが――。
「主人はやさしいですよ。でも面白味がないっていうか、家でもあまり会話がないの。帰宅も毎晩11時過ぎだし、暇な時間を持て余してたら、このお店のことをネットで知って……」
 男性客と店内で息が合うと店外デートになり食事かお酒、さらに気が合うと男のほうからホテルに誘ってくる。そのとき、亜紀を誘う男たちは新鮮な衝撃を受けるのだった。
「男性からお金をいくら渡したらいいのか切り出されるんだけど、わたしはいつも"お任せします"って言うんです。わたしみたいに"お任せします"って言うのは珍しいんですって」
 ホテルで夫以外の男に抱かれ乱れた後、男のほうから亜紀にお小遣いあるいは交通費といっていくらかの金額が渡される。あくまでもお礼という意味で渡されるもので金額は男任せ、これを愛人ビジネス戦線では最近"謝礼交際"と呼ばれている。
 夫と亜紀は官舎で暮らし、キャリア官僚の夫は高給取りなので、カネには困っていない。
「(お金は)無いよりあったほうがいいでしょ。女性のほうからお金のことばかり言うと、男性がシラけるってわかったんです。ショボくれた奥さんよりもセレブな奥さんのほうが、男性側もそれに見合ったお金を渡さないといけないって勝手に思うんですよね。わたしのほうも、嫌なものはイヤと妥協しないように振る舞うほうがかえって価値を高めて、男性側も高額を払うんですよ」
 援助交際に代わる謝礼交際という形式は、まさしく男の心理を巧みについた新たな愛人ビジネスであろう。
 亜紀が好むのは、夫とは正反対の職種、腰に工事道具をぶら下げる現場作業系の男たちだったり、坊主頭の板前、野蛮なまでに発達した上半身のラーメン店主だ。亜紀を抱く男たちもまた、亜紀の夫がエリート官僚だと知ると、寝取った快楽をより満たすのだった。
 亜紀はお金よりも情交を望む人妻だけあって、いざコトに及ぶと激しい反応を示し、男たちがさらに悦(よろこ)ぶ。
「男の人たちが、"なんでも食べなよ"ってイタリア料理か鉄板焼きに連れてってくれるんです。ガーリック風味が利(き)いてるから、家に帰っても臭いがかすかに残ってる。だから最近主人に、"お昼は中華料理を作ったの"って言う回数が増えた(笑)」
 夫とのLINEではお互い「愛してる」やハートマークを送る熱い関係が続いている。
「こんなに愛しているご主人がいながら、外で30人以上と不貞を繰り返してきたんですね」と私が突っ込むと――。
「抱かれるとき、"あなた許して"とは思わないの。そのときはそのとき」とクールな微笑を浮かべるのだった。

都銀で働く夫の海外赴任中に
交際クラブでセックス三昧
「ママ友が近頃、中年男性と一緒にいるから、いったい誰なんだろう? って不思議に思ってたんですよ」
 以前、取材で知り合った人妻・絵梨佳(仮名・41)が私に打ち明けた。
「ママ友が"ねえ、ダンナには絵梨佳とゴルフに行ったってことにしてあるから、なんかあったら口裏合わせてね"って言うから……。ママ友がいつも会っていた男って、実は交際クラブで出会った男だったの! ダンナさんはもちろん知らない。わたしも交際クラブがどんなところか興味を持って入会してみたんです」
 女性会員は無料、男性会員は数万円の入会金を支払い、クラブ側から女性を紹介される都度、1万〜5万円といった手数料を支払う。後は男女の気持ち次第、最後までいくときもあれば食事・酒だけで終わるケースもある。
「主人は都銀に勤めていて、海外赴任が長いんですよ。わたしは子どもの教育のこともあるから、去年、子どもが小学校に上がるときに帰国したんです。主人は年に数回帰国するけど、わたしは暇を持て余して、つい(交際)クラブに入ってしまった(笑)。実は(主人は)先週、帰国してるんですよ。わたしが(交際)クラブで知り合った男性に会いに行くとき、"誰に会いに行くの?"ってかまかけてくるから、例のママ友の名前を言いましたよ。そこは持ちつ持たれつです(笑)」
 登録して半年間、絵梨佳は交際クラブの新人女性ということもあって指名が殺到し、「毎日会った」ほどだった。
「最初に会ってその日はエッチはしない。まだ友だちでいたいから。最初にヤらせないので、説教する男がいたんですよ。風俗と勘違いしてるんじゃない? わたし、相手に好意を持ってないとキスができないから。相手の男性のこと、ある程度わかってから関係を結びたい。そう、キスは大事なんです。なかにはわたしのこと気に入って、分厚い封筒を渡す建設会社の社長さんもいた。中を覗いたら30万円! 怖くなって封筒ごと返しに行きましたよ。会社まで。そしたら"気に入った!"って、ますますわたしのこと気に入っちゃって、結局つき合うようになった。"いくら欲しい"って言うから、"お任せします"って言ったらまた感激された」
 謝礼交際の合い言葉"お任せします"!
 絵梨佳は相場の3倍、10万円を1回につきゲット。さらにエルメスのアクセサリー、財布、小物入れといった数十万円の品々を毎回プレゼントされる身分になった。
「それだけ豪華なブランド品が身の回りに溢(あふ)れてくるとご主人は疑いませんか?」と私が質問すると――。
「大丈夫! 主人がいつもお土産にブランド物のバッグやアクセサリーを買ってきてくれて部屋にたくさんあるから、目立たないんです。木の葉を隠すなら森の中って言うでしょ(笑)」
 今回の取材で痛感したのは、社会的地位があり高収入の夫の妻というのは皆、美貌とスタイルに恵まれているという点である。社会的地位の高い男ほど結婚時において女性を選ぶ基準を高めに設定できるからだろう。
 今回登場したセレブ妻の夫たち――エリート官僚、メガバンク行員、法曹関係、大手電機メーカー社員は社会的成功者であっても、女心をよく理解できず、異性と遊び慣れていないので、妻の言い訳を素直に信じ込んでしまう傾向がある。それをいいことに、美貌の妻たちは夫で満足できず、夫以外の男と奔放な情交を楽しんでいるのだ。
「外で主人以外の男性に抱かれたほうが、家に帰っても主人にやさしくなれるの。だからやましい思いはまったく無し(笑)」
 絵梨佳は四十路妻ならではの情欲の深さがある。若い女性のアエギ声が「ああああ」とするなら絵梨佳は「ああぁぁ……ん」と溜(た)めがあり、それがまた男の肉欲をモロに刺激するのだ。豊満な人妻のカラダを使って男たちは快楽を放出する。
「男の人たちは、あの最中に"奥さん"ってわたしの耳元で囁(ささや)くんです。寝取った気分に浸りたいみたい。わたしも"奥さん"って言われたほうがいけないことしてる感が強くなってイキやすくなるんです」
 夫は海外から帰国すると、毎晩、絵梨佳とセックスする。
「主人はヤキモチ焼きでいつもわたしが誰と会っているのか気にしてる。フェイスブックでは、あのママ友と一緒に写った写真をアップして、浮気してない証拠にしてるんだけど、アップした後で(夫以外の男と)会ってるからね(笑)。でもこの前、危(あや)うくバレそうになったんです」
 男からの誘いのメールがスマホの画面に写し出された。夫が誰からか覗き込もうとしたので、絵梨佳は慌ててスマホを操作してごまかした。
「危なかったぁ……」
「稼(かせ)ぎのいいご主人のことだから、数十万円はかかる興信所を使って奥さんの浮気調査だってやろうと思えばできるでしょう」
 私が注意勧告すると、絵梨佳は根拠の無い自信で「大丈夫」と返すのだった。
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「いいモノ持ってるね、奥さん」。元陸上選手・亜紀の名器ぶりを男たちは絶賛する
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