ウワサの「人妻出会いカフェ」に行ってみた 1/3
2017.01.04
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ご存じ「アホバカ記者コンビ」の(珍)ルポ
「欲求不満の熟女が入れ食い」ってホントか!?

猛暑とゲリラ豪雨の夏が終わり、秋の気配が漂うなか、みなさんお待ちかね?のアホバカ記者コンビが帰ってきた! 舞台は神田。なんでも、股間をゲリラ豪雨ばりに濡らした欲求不満人妻が入れ食いだとか。いざ、潜入~ッ!
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くらたまと豚を掛け合わせたデブオンナ
「アホバカコンビの復活だ~!」
 編集長による、そんな開会宣言があったかどうかは定かじゃないが、突然の打ち切りからはや2年、マン汁は飲み物がモットーのワタクシ変態記者O(39)、恥ずかしながら帰ってまいりました。増刊タイトル『ゴールド』よろしく、キンタマを精子で大きく腫らせて。
 担当編集から下った指令は、「人妻出会いカフェに潜入せよ」。って、ベッキー問題で揺れに揺れたこのご時世に、人妻とゲス不倫なんてしていいんかよ。アンタらも桂文枝の不倫をさんざん叩いてたでしょーに。
「……だっ、大丈夫です」
 理由は判然としないが、ケツは持つってことらしい。そうと分かればエンジン全開だ。
 事前調査によれば、目指す出会いカフェ「F」は、人妻・熟女専門店を掲げ「欲求不満オンナが入れ食い」状態らしい。
 そのウワサを裏づけるごとく、いきなり良い意味で出鼻をくじかれた。去る日曜日の夜に相棒のM記者(36)と突撃したが、「満室です!」と入店を断られたのだ。アツいゼ! なんともチンコをギンギンにさせる展開じゃないの!
「人妻はいねがー! すぐにヤラせてくれる熟女はいねがぁぁぁぁー!」
 時が経ちアラフォー世代になり、髪の毛も若干寂しくなった。そんなリアルなまはげと化したワタクシが、出刃包丁の代わりに極薄コンドームを握りしめ、不貞に手を染める人妻たちを退治するべく再訪したのは、2日後の夕方のこと。ヨシ、「人妻祭り」、奇祭だワッショイ!
 17時、東京・神田の雑居ビルにある現場に到着した。
 まずは店のシステムを簡単に説明しておこう。基本料金は60分4000円。その後は30分ごとに延長料金(2000円)がかかる。オトコはソファとテーブルだけが置かれた小部屋に入る。そこにオナゴが順繰り順繰り来訪し、交渉が成立したら連れ出し料(5000円)を支払って外出するという流れだ。
 指定された部屋へと向かうと、スーツ姿のサラリーマンとすれ違った。見れば左手の薬指には指輪が。おお、アンタもゲスよのぉ~。
 隣の部屋からは、ひと足先に入店したM記者とオナゴとのエロトークが漏れ伝わってきた。甘い声から察するに、なかなかの上玉ちゃんだろう。はいはい、ワタクシの部屋にはどんな淫乱がやってくるんでショイ!
「こんにちは」
 えっ? はっ? ……たぶん言ってないが、その後に「中森明菜です」とつづくかのごとく声量がない。推定50歳。容姿はくらたまと豚を掛け合わせたようなデブオンナで、蚊取り線香の臭いがする。
「今日は一人で来たの?」
「えっ、まあ……」
「いくつ? 40歳くらい?」
「えっ、まあ……、30代前半ってとこかな」
 気を使ってだいぶ若く言ったつもりだったが、いけシャーシャーとさらに下を言うなんて。
「人妻さん?」
「うん。ハタチの息子がいるよ」
 おいおい、それでは年齢が合わんでしょう!
 その後も来日したての外国人と接しているかのように嚙み合わない会話が続き、くらたまがエンコー(手コキ5000円)交渉をしてきたところで心が折れた。雑食ゆえ、もちろんタダならイタダくとこでしたがね。
 10分後、今度はKABA.ちゃん似の推定45歳がやってきた。と、KABA.ちゃん、挨拶も早々にエンコーを持ち掛けてくる。
「どうしても3万円必要なの。ゴックンでもAF(アナルファック)でも中出しでも、何でもOKだからね、お願い!」
 何だろう、このハンパない捨て身ぶりは……。しかし「ディープキスはNG」と、妙なこだわりは見せてくる。メンドくさい。
「ケータイ代が足りないの!」
 そして続けざまに、
「余ったお金で『シン・ゴジラ』が観たいの!」
 あっけにとられながら金欠理由をフンフンと聞きながらやんわり断り続けていると、エンコー代が1万円にまで下落したばかりか、ディープキスまで許容して懇願してくる始末。
「ねえ、ダメ?」
「うーん、今度なら……」
 と、家の電話番号とウソをついてハローワークの直通ダイヤルを教えてテキトーにあしらったのは、言うまでもない。テヘペロっ!
「世の中でココがイチバン落ち着く」
「なんで机の上に千円札があるの? もしかして、お酒奢ってくれるの? だったらさぁ、ここで一緒におビールで乾杯しちゃう? それよりもアタシの体ごと飲んじゃう? って、飲むわけないかーッ! こんなババアの体液なんて飲むわけないかーッ!」
 ワタクシ、記者Mは、のっけからババアの"圧"に腰を抜かしていた。出会いカフェ「F」のクソ狭い部屋に閉じ込められてから5分後。「あいよー!」と明石家さんま風の挨拶で入室してきたのは、推定年齢50歳前後の高畑淳子似だった。個室の造りになっているが、天井は筒抜けのため、BGMの合間に周囲の話し声が聞こえてくる。どうやら、向かいの部屋では変態記者Oが乳繰り合っているようだ。
 授業参観にやってきた主婦のような出で立ちの高畑が愛想笑いを浮かべながら言う。
「ちょっと前、『H』っていう熟女専門の店が一斉に潰れたでしょ。その影響で行き場を失った東京中のババア好きたちがこの店に押し寄せるようになっちゃって。いま相当繁盛してるから」
 そう言って、フロントへ小走りに駆けて行き、1杯500円のビール缶を2つ手に取り、手渡してくる。千鳥格子のワンピースから黒のストッキングがむき出しになっているではないか。
「お前さん、何年ここに通ってるんだ?」
「えっと5年間。懲役5年。違うかッ!」
 いちいちイラッと来るぜ。白目を剝いていると、それを察したのか、彼女は耳元で出会い喫茶のイロハのイを教えてくれた。彼女曰く、このお店では女の子(女性会員)に対し、お車代のような時給が発生している子もいるという。要は、"サクラ会員"だ。
「ずーっと部屋に居座ろうっていう子がいるから気をつけてね。お客さんが延長するたびに店からお金をもらえるんだから。でも、連れ出し料金の5000円はアタシたちの取り分じゃないの。見分けるコツがあって速射砲のように畳み掛けてくる子はぜ~ったい延長狙い!」
「それお前だろうが」
 高畑は早くも酔いが回ったのか、足をモジモジさせてシナを作っている。
「お茶代で3000~5000円をもらって出掛ける子もいるけど、アタシはできれば外出したくないんだな。だって、アタシ、毎日5時に起きてるじゃん? 弁当作るわけじゃん? そうすると、今から居酒屋行ったとして夜10時くらいでもう眠いから。だから、お願い。アタシに5000円預けてくれない? たらふくたこ焼き買ってきてあげるから、ここで宴会しよ?」
「はい? お前アホか?」
「だって、今日常連のお爺ちゃんとココで飲む約束してたんだけど、体調悪くて吐血したか何かで病院行っちゃって暇なんだよね。内田裕也そっくりのお爺ちゃんだからユウヤさんって呼んでるんだけど全然来ない。どっかで倒れてるんじゃないの。いつも2時間くらいいてくれるのよ。『世の中でココが一番落ち着く』って」
 ユウヤさん、何が悲しくて、こんなカビ臭い部屋でたこ焼きを食うのか。だが、ちょっと待て。たこ焼きを食べながら個室で高畑と立ちバックなんてことだってありえるのか。ここはババアを持ち上げ、ひたすら褒めるしかあるまい。
「若いよねぇ。すごく良い肌だよねぇ。加齢臭もあんまり漂ってこないしねぇ」
「うっそ~」
「(膨らんだ金玉を触りながら)俺のたこ焼きは吸ったりしないのかなぁ?」
「とりあえず5000円!」
「俺のは?」
「まずは5000円でたこ焼き!」
 押し問答で30分。こんな馬鹿げたやり取りで延長されてはタマったもんじゃない。
「ちょっとトイレに行くから会話は終了!」
「えーーーー! ズルいんだけどーーーー!」
 そそくさと立ち上がり、彼女を振り切るかのようにトイレに向かった。道すがら白装束をまとった、長髪ハゲの白髪男とすれ違った。って、ユウヤさんじゃねえか!

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