六代目山口組・司忍組長 餅つき&初詣「これでいいのだ」
2017.01.14
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中止されていた行事が復活、ついに抗争決着か
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総本部で餅をつく、司組長。青い法被に、「司」の文字が入った帯を締めた組員や幹部らと、杵を振るっていた
「餅つき大会だけではなく、去年は総本部のガレージを開放して菓子を配るハロウィーンの行事も再開しました。それだけ、六代目山口組側に自信が戻ったということだと思います」(ノンフィクション作家・溝口敦氏)
 年の瀬も押し迫った’16年12月28日、神戸市灘区の山口組総本部。六代目山口組の司忍こと篠田建市組長(74)は、
「こう、このへんをつくんだ」
 そう言いながら、餅のつきかたを指示していた。この日は、年末の恒例行事である「餅つき大会」が開かれていた。普段は本部の駐車場になっている場所に6つの臼が置かれ、全国から多数の直参(直系組長)や組員たちが詰めかけていた。司組長は臙脂(えんじ)色のタートルネックにスニーカーというラフないでたち。周囲と餅つき談義に興じて笑顔を見せるなど、終始、リラックスした様子だった。
「分裂騒動の余波を受け、’15年は餅つき大会が中止されたんです。今回は2年ぶりの餅つき大会ということで、六代目もご機嫌だった。自ら杵をとって、餅をついていました。この日は会全体で700Kgの餅がつかれたそうです。分裂前は1000kgほどだったそうですから、多少減りました」(山口組関係者)
 その4日後の1月1日の未明。司組長の姿は総本部からほど近い、護国神社にあった。橋本弘文・極心連合会会長(70)ら、最高幹部を引き連れた、初詣である。
「’16年の初詣の際は、司組長が参拝する間、幹部らは車の周辺で待機するなど緊張感が漂っていました。今回も現場には兵庫県警の捜査員数十名が配置され、警戒に当たっていた。しかし、司組長は厳戒態勢を横目に、幹部らを一緒に連れ、悠々と本殿で参拝をしていました」(全国紙兵庫県警担当記者)
 分裂騒動から1年4ヵ月以上が経ったが、最近は神戸山口組側との大きな衝突も起きていない。年末年始の司組長は「これでいいのだ」といわんばかりに余裕を見せている。果たして抗争終結の可能性はあるのか。前出・溝口氏が話す。
「いまはつばぜり合いのなかの小春日和といった状況でしょう。両者が恐れているのは、トップが逮捕されること。今後も小競り合いは起きると思いますが、両者が"膠着"しているのが当たり前の状態になっていくでしょう」
 年末年始の様子は、見せかけの余裕だったのではないか。
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護国神社の本殿から出てきた司組長。後継者候補とも噂される竹内照明・弘道会会長らの姿もあった
PHOTO:朝井豊(2枚目)
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