ソフトバンク 松坂大輔「10㎏減スリムボディ」を見よ!
2017.02.04
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崖っぷちエースがオフ返上!マル秘トレーニングで怪物復活へ!
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今年1月、自主トレ中のひとコマ。2枚目の写真と比べ、顔、上腕部、胸、腹回り、太ももがホッソリとしている
「精神的なものです」
 見違えるように引き締まった身体で福岡県筑後市の二軍施設に現れた松坂大輔(36)は、どうやって絞ったのかと迫るメディアに、こう答えた。
 スポーツ各紙は「ジョークでかわした」と表現したが、「精神的なもの」という回答は実は半分、正解だった。
 甲子園で春夏連覇を達成し、WBCでは2大会連続MVP。メジャー2年目にマークした18勝はいまだ日本人最多勝記録である。比類なき実績を積み上げた「平成の怪物」だったが、ケガの影響で日本復帰後、一軍登板はゼロ。
 一部ファンやメディアから「給料泥棒」「引退しろ」などと猛バッシングを浴びながら、ようやく10月2日の楽天戦で登板にこぎつけたものの、1回3安打4四死球、5失点と大乱調。
「正直、この壁を乗り越えられるのか、ブチ破れるのか、わからない」
 満身創痍の怪物は、記者にそう言った後、こう続けたのだった。「野球って、難しいですね……」
 大乱調の原因のひとつは、中学生の時以来だったという緊張。それを引き起こしたのは、マウンドに向かう前の「ピッチャー.松坂大輔」というコールと、観客の大声援だった。足元がフワフワし、ボールが一球も指にかからない。
「(松井)稼頭央さんに当てたボールのサインは『外角低めの真っ直ぐ』でした。いったい、何がどうなってデッドボールになったのか……」
 大恥をかいた。落ち込んだが、試合前、工藤公康監督に言われた「どんな結果になっても前を向け。結果を受け入れると約束しろ」という言葉を守った。
 ブランクを埋めるには実戦で投げまくるしかない。オフを返上し、プエルトリコのウインターリーグに参加したのは、そのためだ。通訳も世話役も付けず、自分でネット検索してホテルを予約した。
 プエルトリコでは4試合に先発。20イニングを投げて防御率2.70と安定したピッチングを披露した。
 その一方で肩や股関節など、故障箇所を徹底的にケアした。鍼(はり)や電気治療などに時間を割(さ)いた。ダイエットもその一環だ。肉、野菜中心の食事に切り替え、走り込みを増やした。坂道ダッシュや階段昇りをメニューに組み込んだ。
「部分的に付き過ぎた筋肉があったので、ムダな筋肉を省(はぶ)きつつ、いまある筋肉を上手く使えるようなトレーニングに取り組んだ。その結果、体重が減ったということです。トータルで10㎏は落ちましたが、筋肉量自体はそこまで減っていないはずです」(松坂の知人)
 アリゾナやロスで、ほぼ無休でトレーニングを重ねて得たのが、件(くだん)のスリムボディなのである。
「間違いなく、去年より状態はいい。痛みもない。スタートラインに立ちたい。一軍のマウンドで投げたい」
 怪物と呼ばれた男は、壁を破れるか。
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こちらは昨季の投球フォーム。下半身の痛みが改善されて、今季は重心が低くなっている
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アゴのラインがスッキリ! 体調の良さに思わず笑みがこぼれる
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