プロ野球「番記者たちが書かない裏ネタ」大公開!
2017.02.04
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キャンプイン!
巨人 30億円補強につきまとう「嫌な予感」
阪神 「糸井超スピード故障」の深刻度
ソフトバンク 工藤留任で「泣いた人」
広島 チームを覆う「黒田ロス」
日ハム 中田翔流出危機ほか
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V奪回に燃えるDeNA・ラミレス監督と工藤監督、大谷、涌井夫妻、菊池に糸井ら、今シーズンのキーマンたち
巨人 30億円補強につきまとう「嫌な予感」
「獲って獲って、獲りまくれ!」
 史上初となるFAトリプル補強(山口俊、森福允彦(まさひこ)、陽岱鋼(ようだいかん)に加え、’13年に楽天の日本一に貢献した大砲・マギー(34・前タイガース)をも獲得。
 他球団を圧倒する「30億円補強」の大号令を下したのはポスト・ナベツネの最有力候補、山口寿一・読売新聞グループ本社社長だという。マギーがサードに入ることによって村田修一(36)や岡本和真(20)が弾(はじ)き出される。いわゆる"ポジションかぶり"が問題視されたが、元スカウトによれば、「巨人では自軍の選手を飼い殺しにしても、他球団の戦力を削ることができればOK」なのだという。
「中日の大島洋平、阪神入りした糸井嘉男、ソフトバンク移籍が有力なデスパイネにも触手を伸ばしていたといいます。デスパイネは巨人入りを狙っていたが、元同僚のクルーズらから『巨人はいろいろ面倒くさい』と聞いて思い留(とど)まったそうです」
 FA以外にも、160㎞右腕のカミネロ(29)を獲得。先のマギーと先発のマイコラス(28)、抑えのマシソン(32)、大砲・ギャレット(35)、名手・クルーズ(32)の6人で4つの外国人枠を争う。充実の戦力だが、スポーツ紙巨人番記者の間で「嫌な予感」が漂っているという。
「清原和博に小久保裕紀、ローズにキャプラーら巨大戦力を使いこなせず、5位に沈んだ’05年の巨人とよく似ているんです。当時、堀内恒夫監督が選手とのコミュニケーションを拒否して空中分解したのですが、ヨシノブ(高橋由伸監督)も、積極的にコミュニケーションをとるタイプじゃない。頭の切れる参謀がいればいいのですが、ヘッドコーチのチュウ(村田真一)さんは『魂込めてやればエエんや!』がモットーですから……」
 期待の山口俊の三軍スタートが決まるなど、早くも暗雲が立ち込めている。チームの危機に鼻息荒いのが前監督の原辰徳(58)だ。国際武道大で行った講演会で再登板について問われると、「いまは時を追いかけている段階です」とニヤリ。由伸監督にこんなエールを送った。
「愛とムチの使いわけが大事。時には『オニカ』することも大切です。『鬼』と書いて、『化』と書きます!」
 ……補強すべきは首脳陣?
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マギーはメジャーに復帰した’14年こそ打率.287と活躍したが、以降は打率2割前後。救世主となれるか?
阪神 「糸井超スピード故障」の深刻度
 キャンプイン直前、虎党に衝撃が走った。糸井嘉男(35)が右ヒザ関節炎で別メニュー調整すると発表されたのだ。トラ番記者が直接、本人に聞けず、トレーナーも口をつぐんだために「重傷では?」と囁(ささや)かれたが……。
「本人は『開幕前やし、ハエがとまったようなモンですわ!』と笑い飛ばしていますよ。広い甲子園のセンターを任されるとあって、糸井は相当入れ込んでいた。一緒に自主トレしていたソフトバンクの柳田悠岐(ゆうき)が『バケモンです』と驚愕(きょうがく)するほど追い込んで、1月半ばにはパッキパキに仕上げた。『このままハイペース調整が続いたら開幕前にブッ壊れる』と球団があえてブレーキをかけたという説が有力です」(夕刊紙デスク)
 とかく年齢のことを言われがちな糸井だが、本人は「野手に転向してまだ10年目だから、野手年齢は30歳!」と、これまた笑い飛ばしているという……。
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柳田は右ヒジ痛でWBC代表から漏れたが、糸井直伝のハードトレで「35mの軽い(?)キャッチボールができるようになりました」
ソフトバンク 工藤留任で「泣いた人」
 厳しいトレーニングといえば、1月20日、工藤公康監督(53)の契約が’19年まで延長されることが発表された。球団関係者によれば、「若手投手陣から悲鳴が上がっている」という。
「工藤さんは通常、先発登板した2日後に与えられる休日を廃止。次の登板までの間、『調整』ではなく『トレーニング』を課すなど、若手をシゴいていましたからね。『マウンドで投げている時間が一番ラク』と嘆く選手もいましたよ」
 しかし、本当にショックを受けているのは攝津正(34)ではないか。そう指摘するのはテレビ局スポーツ担当記者だ。「’15年に3年12億の大型契約を結びましたが、工藤さんにエースの看板を剝奪され、昨年はファーム暮らし。今季も厳しい立場であることは変わりません。3年契約ですから、工藤さんは将来を見据えて、若手を積極起用するでしょう」
 高橋純平(19)に田中正義(22)と、ここ数年、ホークスは次々とドラフトの目玉を獲得。エース復活のチャンスは減る一方だ。
広島 チームを覆う「黒田ロス」
 昨季、25年ぶりにリーグ制覇したカープの弱点は「黒田博樹の引退」だ。
「新井貴浩と投打の柱として、チームを引っ張っていましたからね。黒田は『いつでも電話してこい。イジッてやるから』と新井を励ましていました。オマエは肩に力が入りやすいから、ほぐしてやるよって意味です。黒田がいないせいで、阪神時代みたいに再び、力(りき)みまくったスイングでポップフライを打つ場面が増えるでしょうね」(前出・夕刊紙デスク)
 もっと深刻なのは投手陣だ。昨季のエース・野村祐輔(27)のブレイクは、プレートの使い方や、立ち上がりの入り方など、黒田の助言があってこそ。
「投手コーチの畝(うね)(龍実)さんはスコアラー出身。ナイスガイだけど、経験や技術は黒田の比ではない。『引退は痛いなぁ……』と嘆いていました。4年目の大瀬良大地とか、昨季、4勝無敗1完封と頭角を現した戸田隆矢とか、粒は揃(そろ)っているけど、精神的支柱がいないから大型連敗が怖い」(球団関係者)
 そこは指揮官の腕次第なのだが――。
「昨季は好調なチームの陰に隠れていましたが、緒方孝市監督の采配は偏屈で有名。前監督の野村謙二郎なんて『ハイ、これがチャンスを潰(つぶ)す采配です!』と思い切り酷評しています。日本シリーズでも防御率15点台と、どう見ても"逆シリーズ男"になっているジャクソンを全試合に登板させましたから」(前出・関係者)
 采配に「神ってる」は、ない。
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それぞれ、投打の最年長選手としてチームを牽引した黒田(左)と新井。昨年、仲良く名球会入りをはたした
日ハム 中田翔流出危機
 投げては10勝、打っては3割、22ホーマーと大活躍。2億円(推定)から倍増、あるいは3倍増かと注目された大谷翔平(22)の契約更改は、2億7000万円という意外な額で決着した。
「日本ハムの年俸上限は3億円だというウワサがあるんですが、それが裏付けられましたね(笑)。糸井や今回の陽ら、年俸が2億円前後になった主力の多くが1〜2年でチームを去っています。オフに芸能プロダクションとマネジメント契約したのも、移籍の布石でしょう。前田健太もメジャー挑戦の1年前に契約していましたから。中田翔が『大谷は’17年で見納め』とイベントで言っていましたが、今年がラストイヤーになる可能性は高い」(広告代理店社員)
 その中田の年俸も2億8500万円と3億円スレスレ。球団関係者によれば、こちらも流出危機にあるという。
「今季中にFA権を取得しますが、宣言すれば止めないでしょう。中田はメジャーにも興味を持っていますが、理由は『年俸がグンと上がるから』。プロの評価はカネだという、ハッキリした考えを持っている。打点王を獲ったのに3億円を突破できなかったのは本当に悔しかったみたいですし、それが他球団ならポンと出ることもわかっている」
 プロ入り後、毎年一緒に自主トレしている大阪桐蔭高の先輩・西岡剛(32)がいて、同郷の先輩、金本知憲監督が指揮を執る阪神が移籍先の有力候補だ。
「ゴメスを解雇して、ファーストが空きましたが、阪神は補強しなかった。中田のために空けて待っていると見ていい」(阪神OB)
 日本一からわずか1年、投打のスターがチームを離れることになりそうだ。
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松坂大輔の減量が話題となったが中田も昨年比10㎏減。ケビン山崎氏の指導で「打球の質が変わった」という
西武 エースが続々逃げ出す理由
「継続して活躍したこともないクセに、何、バカなことを言ってんだ!」
 ポスティングでのメジャー挑戦を直訴したという菊池雄星(25)に、OBは怒り心頭だ。さぞ、チームメイトも冷ややかな視線を向けている――のかと思いきや、球団の元編成担当は「同情する声が多い」と言うのだった。
「昨オフ、エースの岸孝之がFA宣言しましたが、移籍するかどうか、かなり迷っていた。だから主力数人で引き留めていたんですが、球団首脳が『出て行きたいならどうぞ』と言い放ったことで岸は移籍を決意した。提示されたカネも楽天よりはるかに低かったそうです。球団首脳の心ない一言に、主力選手たちのモチベーションまで低下してしまった」
  毎年のように主力がFAで退団する一方、入ってくるのは「投げるキリスト」ことシュリッター(31)や、鈴木葉留彦本部長自ら「ミステリアス」と評するキャンデラリオ(34)ら、謎の助っ人たち。
「メジャー経験ゼロで、イタリア、メキシコを主戦場にしていたキャンデラリオに何を期待しているのか。しかも34歳ですよ? ハズレ外国人ばかり連れてきているのに、渉外担当がクビにならないのはゴマすりのプロだから。鈴木本部長をマネて寿司職人風の短髪にして出勤してきた時には、助っ人たちに『寿司ボーイか!』とツッコまれていました。ちなみに雄星は去年、球団関係者から『ポスティングの話が来ているぞ』と言われたそうです。カネを置いて出ていけ、という意味でしょうか?」(前出・元編成担当)
 西武の元エース・涌井秀章(30)は岸より3年早く、FAでロッテに移籍している。球団関係者は「いまでも西武に対して恨み骨髄のようです」と苦笑する。
「毎回のように契約でモメて、年俸調停までしましたからね。クールに見えて涌井はミーハーで、球場にタレントが来ると喜んで近寄っていく。芸能系の取り巻きが増えていくのを西武の首脳は『余計な入れ知恵をする奴が出てくる』と苦々しく思っていた。押切もえとの結婚も、西武にいたら反対されていたかも」
 ちなみにWBC代表から涌井が漏れたのは「小久保監督が視察に来た時、挨拶に行かなかったから」らしい。
「首位打者の角中勝也や、ロッテの若き正捕手・田村龍弘が代表落ちしたのも同じ理由でしょう。5人も代表入りした日ハムの選手は列をなして挨拶していたそうですから。礼儀も大事ですけど、勝ちたいなら、巨人の小林誠司より、田村を選ぶべきでは?」(ベテラン記者)
 勝てないチームには、勝てない理由がちゃんとあるのである。
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