[シリーズ]有名人たちのもう一つの顔「私、マニアです」第32回 猫ひろし(お笑いタレント)
2017.02.15
LINEで送る

[singlemenu][ptitle]
猫グッズ収集

「実は猫アレルギーだったんです」
image
 お笑いタレント・猫ひろし(39)の自宅マンション玄関わきの棚には、招き猫がギッシリ並んでいる。「どうぞ」と出されたのは猫柄のスリッパ。リビングの壁にかかっているのは猫のポスター、キッチンとの間を仕切るのも猫が描かれた暖簾(のれん)だ。
「Tシャツに帽子、靴下まで猫柄で統一しています。マラソンを走る時も猫のパンツをはいていますよ。猫グッズは500個くらいあるんじゃないかな」
 集め始めたのは’01年。それまで30回以上変えていた芸名を、先輩の『東京ダイナマイト』ハチミツ二郎に「猫ひろし」と決めてもらってからだ。
「最初は猫を飼おうと思ったんです。でも、猫アレルギーだということがわかって……。あるテレビ番組で『猫101匹に名前をつけろ』という企画がありました。収録中、目が充血してくしゃみが止まらない。番組スタッフからは『くしゃみしているところはカットします』と言われオンエアを見たら、ボクがほとんど映っておらずショックでね。医師に診てもらうと、猫アレルギーだと判明したんです。それで『本物の猫が飼えないならグッズを集めよう』と決めました」
 最初に購入したのは、近所の東南アジア系アンティークショップにあった500円ほどの木製の置物だ。
「高価なモノはほとんどありません。一番高いのは、猫の描かれた石川県九谷焼の皿。これは1万円ほどしました。地方マラソンにゲストとして呼ばれることが多いので、そのたびに雑貨店やお土産物屋さんで購入しているんです。ただキティちゃんなど、キャラクターものはあまり買わないかな。画一的な表情が好きではないんですよ」
 現在はカンボジア男子マラソン代表チームの一員として、1年に4ヵ月ほど現地滞在。毎日30kmほど走っている。
「カンボジアでは当初、本名のTAKIZAKIではなく『チュマール』と呼ばれていました。クメール語で猫という意味です。最近では日本語のまま『ネコ』と呼ばれていますが。  代表として出場した昨年のリオ五輪では失敗しました。イメージキャラクターが猫だったのに、25日間も滞在しながら人形一つ買えなかったんです。選手村のお土産屋だと高かったんですよ。空港でも売っているだろうと思ったら、どこも品切れ。代表としてブラジルまで行ったのに、悔しいニャー!!」
PROFILE
ねこ・ひろし ’77年、千葉県生まれ。目白大学在学中からお笑いにハマり、ハチミツ二郎に弟子入りし’03年にデビュー。’10年のアンコールワット国際ハーフマラソンで3位入賞しカンボジアから代表入りの打診。翌年、カンボジア国籍を取得。3月17日には渋谷「ロフト9」でトークライブを開催する
PHOTO:小松寛之
LINEで送る