目が眩む 足がすくむ 全国「高所絶景」にスリル求めて観光客殺到

寸又峡(すまたきょう) 夢の吊橋(静岡県)

目が眩む 足がすくむ 全国「高所絶景」にスリル求めて観光客殺到

大井川支流にあり、全長90mの橋。細い橋板から8m下の湖面を見下ろす。「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊り橋10選」にも選出されている


 吹き渡る風と新緑の匂い。気持ちいいが、ゆらゆらと揺れ、足下には空間が――。そんな各地の怖い橋が今、観光名所として人気を呼んでいる。


「『吊り橋効果』という心理学用語があります。これは、人間は恐怖や緊張を感じているときに出会った人物に恋愛感情を抱きやすくなる、というユニークな理論。カナダの心理学者が吊り橋を利用して実験を行ったことから命名されたそうです。実際、『夢の吊橋』(上写真)は、我が県が実施した恋愛・結婚・子宝にまつわる"エンゼルパワースポット"の投票で3位になっています」(静岡県観光協会)


 今年3月にオープンした「秩父ジオグラビティパーク」(6枚目写真)のように、アクティビティとしてスリルを味わえる吊り橋も登場。この夏、眼下を見下ろし息を呑む経験をしてみてはいかがだろう。


城ヶ崎海岸 門脇吊橋(静岡県)


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伊豆半島の東岸にあり、断崖絶壁が連なる城ヶ崎海岸。「門脇吊橋」の眼下には荒れ狂う波が。約23mの高さにあり、スケール感がもの凄い

PHOTO:濱﨑 慎治 


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美しい日の出が眺められるスポットとしても人気だ


まだまだある! 日本全国「高所絶景」


十津川(とつがわ)  谷瀬(たにぜ)の吊り橋(奈良県)

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秘境として有名な十津川の山奥にかかる。日本最長の生活用鉄線吊り橋で、長さ297m、高さ54mを誇る。吊り橋下はキャンプ場が広がる


関門橋(福岡県)


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山口県と福岡県を結ぶ関門海峡にかかる橋の「主塔」から撮影。塔の一般見学会も時折開かれる

PHOTO:出水享


秩父ジオグラビティパーク「キャニオンウォーク」(埼玉県)

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今年3月にオープンしたばかりのテーマパーク。命綱をつけて渡る「キャニオンウォーク」の橋板は、写真のようにスリル感満載だ


鬼怒楯岩大吊橋(栃木県)


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鬼怒川温泉街と川を挟んでそそり立つ名勝・楯岩を結ぶ。新緑の季節は深い緑、秋には写真のような色とりどりの紅葉に包まれる


ふろんたに橋(徳島県)


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ネットなどの「怖い橋」特集で必ず上位にランクイン。赤く錆びつき、足下も透けて恐怖感が倍増する。廃墟橋なので注意が必要だ


照葉(てるは)大吊橋(宮崎県)


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長さ250m、高さ142mという世界でも最大級の歩道専用吊り橋。ユネスコエコパークに登録された国定公園の照葉樹林帯にかかる


畑薙大吊橋(静岡県)


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本誌未掲載カット 山深い「畑薙第一ダム」の先、登山客以外には訪れる者もない「秘境吊り橋」だ。延長181m。幅20cmと細い渡り板の足下には大井川が流れている


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