球春速報!プロ野球「番記者が書かない裏ネタ」! セ・リーグ編

球春到来!

巨人を襲った「ドラ1連続失踪」というミステリー

DeNA 筒香を落とした嫁の正体

中日 松坂フィーバーで「もう十分儲かった」ほか


■中日 松坂フィーバーで「もう十分儲かった」

プロ野球「番記者が書かない裏ネタ」直送便! セ・リーグ編

行く先々で黒山の人だかり。思わず苦笑いする松坂。「下半身が多少バテているが、肩の状態はよく、いい速球が来ている」(番記者)


 中日の球団関係者は松坂大輔(37)の怪物ぶりに改めて驚いているという。


「普段、めったにスポーツニュースで取り上げられないウチが連日、トップ扱いだからね。松坂がブルペンに移動すれば報道陣もゾロゾロと大移動。ナインは『誰もいなくなったよ』と苦笑いしているけど、エースの大野雄大は『自分の練習に集中できる』と歓迎してるよ。お客さんも増えたねぇ。キャンプでのグッズ収入は例年、1日20万円行けばいいほうだけど、今年は初日から松坂グッズだけで100万円超えだから。『メディア露出の広告効果も考えたら、キャンプインして最初の2日で年俸1500万円の元は取れた』と幹部もウハウハだったよ」


 松坂もそのあたりは心得ていて、積極的にランチタイム特打に参加。サク越えを放ってファンを沸かせている。


「名古屋から来たキャンプツアーの一団のところに森繁和監督と挨拶に行って、ファンが大喜び! なんてシーンもありました。サイン会も本人から申し出てやっている。どこの球団も実力が同じなら若手を使うでしょうが、中日は松坂を使うでしょう」(スポーツ紙中日担当)


 アイツの花道を飾ったる――森監督の漢気(おとこぎ)が産み出したフィーバーだが、同時に首領(ドン)は組織の引き締めも忘れない。


「松坂フィーバーを隠れ蓑に"クーデター"が起きていたんです。このオフ、中日は日本ハムからFAで大野奨太を獲得。日ハムは当初、人的補償に乗り気だったのですが、なぜか金銭補償に切り替えた。その裏事情を『東京スポーツ』がスッパ抜いたんです。内容は〝通算400セーブのレジェンド、岩瀬仁紀がプロテクト漏れしていて、日ハムが獲得を打診したが、岩瀬が『それなら引退する』と拒否してご破算になった〟というものだったのですが――どうも、この重要機密をリークしたのが、現体制の転覆を狙う中日新聞の人間らしく、森さんが『ファミリーを裏切った"敵"には必ず報復する』と激怒したのです」(中日新聞関係者)


 侠気の監督のもと、"一枚岩"となった恐竜軍団が台風の目になる!?


■阪神 アゲシオ社長とロサリオ


 今季初の対外試合となったDeNA戦で、初球をスタンドに叩き込むなど、2安打3打点デビュー。阪神の新助っ人、ロサリオ(28)の評価が急上昇中だ。


「いまのウチには中日に負けないアゲシオムードがある」と球団関係者が言う。


「ウチの補強の基本方針は一本釣り。他球団との競合を避けるあまり、ロクな外国人が獲れませんでした。ところが、昨年12月に就任した揚塩(あげしお)健治新球団社長が『競合してでも大物を狙え』と方針転換したのです。メジャーや楽天との獲得競争に勝つため、用意した年俸は球団歴代最高と言われる3億4000万円。実はこれ、揚塩社長が親会社の阪神電鉄の取締役でもあるからできたこと。球団社長が決裁できる金額は最高で1億円。それ以上の額となると本社にお伺いを立てなければならず、これまではスピード感のある交渉ができなかった。アゲシオムードに乗って、大物が釣れたわけです」


 デビュー弾翌日の紅白戦でもアーチをかけたロサリオは慢心することなく、試合後にウエイト・ルームへ直行。タイガース・マッチョ化計画推進者の金本知憲監督(49)はニンマリだ。


「マッチョといえば、オフにダルビッシュ塾の門を叩いた藤浪晋太郎は見違えるほど下半身がデカくなりましたね。金本さんも『去年までは長い手足を持て余していたけど、安定感が出てきた』と目を細めていました。自ら111本ノックを打つなど、期待大です」(ベテラン記者)


 毎日、卵の黄身を10コ食べて、C・ロナばりにパッキパキに仕上げてきた糸井嘉男(36)と合わせて3人、トラのマッチョトリオが阪神の命運を握る。


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■巨人を襲った「ドラ1連続失踪」というミステリー


 とにかく話題がない。「巨人番記者は紙面作りに苦しんでいる」と打ち明けるのはスポーツライターの後藤茂喜氏だ。


「毎年恒例の青島神社参拝が中止されたことを報じた夕刊フジが"囲み取材NG"処分を喰らった時は多少、盛り上がりましたけど、内輪ネタですからね(笑)。助っ人のゲレーロは中日からの強奪で新鮮味に欠けるし、目玉がジャイアンツ対ホークスOB戦じゃあ……今年もONと松井頼みかよ、と番記者は嘆いています」


 ドラフト1位ルーキーの不在が、話題不足に拍車をかけている。


「新人合同自主トレ初日に、ドラ1の鍬原(くわはら)拓也(中大)が『上半身のコンディション不良』で別メニューになりました。これには温厚な斎藤雅樹投手総合コーチも『開幕? ダメでしょ。マイコラスの穴? 埋まらないよ』とオカンムリだったとか。そもそも『コンディション不良』って何だよという話ですが、どうも右ヒジの疲労骨折だったみたい。秋のリーグ戦が終わってから2ヵ月、ボールを握ってなかったそうです。前年のドラ1、吉川尚輝も新人合同自主トレ中に『上半身のコンディション不良で別メニュー』で消えたでしょ? スカウトはどこ見てんだよって話ですよ」(球団関係者)


 吉川の前のドラ1・桜井俊貴(24)もヒジ痛でルーキーイヤーを棒に振っている。さらにその前の年のドラ1・岡本和真(21)に期待が集まるが……。


「二軍打撃コーチの内田順三さんが『俺が見た中ではナンバーワン』と言っているくらいだから、素材はいいはずなんだけど、『早出特打を"カゼひいたんで"とコーチに電話一本で休んだ』とか、いい評判を聞かないですね。レフトにはゲレーロが入るから、岡本は今年からサードに戻る予定だったんですけど、村田真一ヘッドコーチが吉川をセカンドで使いたがっているから、マギーがサードに回ることになり、結果、キャンプでは一塁を守っていました(笑)。阿部慎之助が全試合に出るのはムリだから、阿部の休養日に使おうってハラなんでしょうが、『若手を使う』と村田修一を切っておいてこのザマかと」(前出・後藤氏)


 番記者の間では「5月にはストーブリーグに突入するんじゃないか」なんて、悪い冗談も飛び出しているという。栄光のドラ1たちの奮起が期待される。


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インタビュー取材におどける巨人のドラ1、鍬原。プロ1年目は沖縄の三軍リハビリキャンプで幕を開けた


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今季も松井臨時コーチが集客の目玉の一つに。小林誠司(右)が打撃開眼すれば話題にはなるが

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■DeNA 筒香を落とした嫁の正体


 昨季、日本シリーズでソフトバンクを追い詰めたラミレス監督(43)が自信を深めている。今年は元日に来日。記者を前に「ゆくゆくは日本代表の監督をやりたい」とまで言い切った。


 監督同様、投打の主役たちも気合が入っている。右のエース・井納翔一(31)は本誌既報の通り、ネットに「(井納の)嫁がブス」と書き込んだ女性を訴えて、「奥さんを守った素晴らしい男」と他球団から高評価を受けた。


「それはいいんですが、井納につかまると、1時間も裁判話を聞かされるから困っていて」(スポーツ紙DeNA番記者)


 一方、打の主役の筒香嘉智(26)はキャンプイン前に結婚を発表。お相手は本誌が一昨年夏に半同棲生活をスクープした美女ではなく、年上の一般女性。日本の主砲にふさわしい傑物なのだという。


「10代から20年近くお水の世界で生き抜き、現在は西麻布で自分の店を構えるヤリ手のママです。在籍した店では常にナンバーワンになっていた美貌の持ち主。ただ、二人が知り合ったのは彼女の店ではなく焼き鳥屋。友だちとして交際が始まったのですが、筒香が彼女に夢中になり、結婚に至ったんだとか」(前出・番記者)


 強力な姉さん女房ゲットで、いよいよ打棒に手が付けられなくなる!?


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ほぼ全選手がスルーしてきたネット上の罵詈雑言に毅然と対応。「規格外の男」と株を上げた井納


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■広島 中村奨成に「もうプロの壁」


 消えるドラ1がいれば18歳にして、ファンを沸かせるドラ1もいる。キャンプ初日、中村(18)見たさに岩国市(山口)に集まったファンは1500人。日南(宮崎)の一軍キャンプを上回る観衆の前で、中村は持ち前のバズーカ送球を見せた。


 ただ、スポーツ紙デスクは「木製バットに適応できておらず、打撃のタイミングが狂っている。出てくるまで2〜3年はかかるでしょう」と見ている。


「一軍には石原慶幸、會澤翼、磯村嘉孝と捕手が3人いて、さらに高卒2年目の坂倉将吾という超有望株もいる。坂倉は昨季、ウエスタンの打撃ベストテンで2位の.298という高打率をマーク。ファーム選手権では決勝3ランを放っています」


 これまで、カープは有望な選手が出てくると、3〜4年は同じポジションの新人獲得を見送っていた。今回、中村が地元・広島のスターとあって、オーナーが例外的に獲得を認めたというが、戦力のダブつきは明らかだ。


「中村は外野にコンバートされるんじゃないでしょうか。肩が良くて、足もある。山本浩二さんにタイプが似ている。不動のレギュラー、丸佳浩が今季中に国内FA権を取得します。中村は丸の後釜にうってつけなのです。昨季、カープが優勝を逃していたら、不足している左ピッチャーを獲りにいったはず。戦力に余裕があるからできた指名ですね」


 この余裕が吉と出るか、それとも――。


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球団史上初のV3を目指すカープナイン。FA権を取得する丸(左)の動向にも注目が集まる


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■ヤクルト 「青木爆弾」に戦々恐々


 前半戦で二ケタ連敗を2度記録。巨人の13連敗が注目を集める中、ひっそりと14連敗するなど、積み上げた黒星は96。弱いヤクルトが変わろうとしている。うるさ型で知られる宮本慎也氏(47)がヘッドコーチに就任。"ヤ戦病院"と揶揄(やゆ)されるほど身体が弱く、ケガ人だらけだったナインを連日10時間もシゴいている。


 加えて、侍ジャパンの主砲、青木宣親(36)がメジャーから復帰。チーム力は一段と引き上げられた。かに見えたのだが……ヤクルトOBは「チームが空中分解する可能性がある」と危惧する。


「小川淳司監督、宮本コーチ、そして青木。この三人、現役時代にハンパじゃなく仲が悪かったんですよ。大人ですから、表面上は親しくするでしょうが、意見は対立するはず。青木が宮本の言うことを聞かないんじゃないかと心配です」


 元球団幹部によれば、3年10億円という青木の年俸も懸念材料なのだという。


「ヤクルト本社の赤字経営が問題視された時期がありましたが、フランスの乳製品メーカー『ダノン』のバックアップで持ち直した。ところが、世界同時株安で風向きが変わってきた。ダノンが倒れないよう、ダノン株を買い支える動きがあるのですが、『本社が苦しい時に青木に10億も出すとは』と株主から叩かれないか、現場は戦々恐々としているのです」


 打ちまくって外野を黙らすしかない。


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宮本ヘッド(左)の鬼コーチぶりがキャンプの目玉に。「二軍降格志願者が増えそう」(番記者)なんて声も……


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(FRIDAY2018年3月2日号より)

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