理想の上司で2位に急浮上 カズレーザーが絶賛される理由

連載 スタッフは見た!週刊「テレビのウラ側」Inside story of Television


理想の上司で2位に急浮上 カズレーザーが絶賛される理由

昨年12月、イベントに登場した『メイプル超合金』のカズレーザー(右)と安藤なつ。すでに結婚を発表していた安藤は、薬指の指輪を披露


 明治安田生命が’20年の新入社員を対象にした「理想の上司」アンケートを実施。『メイプル超合金』のカズレーザー(35)が、常連のイチローや松本人志などを押さえて2位に入った。


「金髪に真っ赤な衣装という奇抜な出で立ちゆえ、テレビに出始めたころはキワモノ扱いでした。しかし、同志社大学の出身だけあって頭の回転が速く、話が面白い。ここ最近、クイズ番組やコメンテーターなどの仕事のオファーが殺到しています」(キー局プロデューサー)


 カズレーザーのキレキレのコメントはたびたびネット上で話題になっている。


 たとえば『とくダネ!』(フジテレビ系)で就活セクハラに関する特集が組まれた際、梅沢富美男(69)が「綺麗になったと言ったらセクハラ、ブスと言ったらパワハラになる」と発言するや、「(綺麗もブスも)言う必要ないですから」とビシッと切り返し、喝采を浴びた。


 木下優樹菜(32)のタピオカ騒動の際には、「(『事務所総出でやる』などの恫喝(どうかつ)メッセージは)カタギの言葉じゃない気がします。怖いですよね」と斬り捨てて「よく言った!」と絶賛された。


「相手が大物だろうが、大手事務所所属のタレントだろうが、カズレーザーは一切、忖度(そんたく)しない。発言に爽快感があるから視聴者は支持するんですよ。どんな企画をお願いしても、『わかりました~』と飄々(ひょうひょう)と受けてくれて、それでいて本番ではスタッフが求める以上のパフォーマンスを発揮してくれる。彼を悪く言うテレビ関係者を見たことがありません」(バラエティ番組スタッフ)


 カズレーザーの相方で体重130㎏の安藤なつ(39)が結婚した直後のイベントで、モデルのNiki(23)が、「(夫が)おじいちゃんになったら、ルックスは関係なくなるから中身が大事」と発言。フォローしたつもりが、「体型をバカにしている」と大炎上しかねない事態となるも、カズレーザーは「おじいちゃんが悲しむよ」と切り返して笑いに変えた。「機転の利いた一言で相方もNikiも救われた」(キー局ディレクター)。


 カズレーザーを見出したのは放送作家・鈴木おさむ氏(47)で、制作会社ディレクターによれば、「’15年に『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で決勝に進出した直後から才能を見抜き、テレ朝幹部に『カズレーザーを早く囲ったほうがいい』と提案していた」という。


「実際、鈴木さんは自分が担当する『お願い!ランキング』(テレ朝系)で彼を起用していましたし、レギュラー出演している7本の番組のうち、『家事ヤロウ!!!』や『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』など4本がテレ朝系です」


 MCとしてキー局で冠番組を持つのも「時間の問題」だと放送作家は話す。


「LGBTなど性的マイノリティへの理解が深まりつつある昨今、バイセクシャルだと公言しているカズレーザーのバランス感覚は貴重。頭脳明晰で、毒舌を使わず笑いを取る芸風もマッチします。性格も極めて真面目だから、不祥事を起こすリスクも低い。クイズ番組もいいですが、教養バラエティ系や情報番組でも力を発揮するはず」


 昨年、彼の本名が「和令(かずのり)」であることが話題となったが、カズレーザーが「令和」の顔になる日は近いかもしれない。


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