地主が緊急告発「飲食店が覚醒剤取り引き現場になっている」

今年6月には店内で大捕物が発生

反社が始めた飲食店での新たなシノギに地主が緊急告発

地主が緊急告発「飲食店が覚醒剤取り引き現場になっている」

今年6月、覚醒剤使用容疑の男が逃げ込み逮捕された大阪市内のラーメン店。約30人の警官隊が取り囲んだ


 暴対法の強化などによって〝シノギ〟が難しくなっている昨今、反社組織による新たな犯罪が大阪市内を中心に横行しているようだ。


 急増中とされるのは、飲食店での「覚醒剤取り引き」。実際、今年6月5日には、覚醒剤使用の疑いで捜査されていた男が大阪市内のラーメン店に逃げ込み、男を匿(かくま)った者を含め合計6人が逮捕されるという事件も起きた。所有する物件を当該のラーメン店に貸している利川文男さん(72)が言う。


「男が逃げ込んだのは、昼2時くらいでした。所有者として私が立ち合い、夜8時くらいに10人ほどの警官が店に突入して階段の下に隠れていた男を逮捕。ヘリコプターまで出動する大捕り物でした。

 契約書でこの店の営業は夜11時までと決まっているのに、勝手に明け方まで開けている。夜な夜な半グレ連中が集まってきとるようです。このラーメン屋だけやありません。私が知っているだけでも、このあたりでは10軒近くが同じような状況になっている」


 なぜ、撲滅できないのか。利川さんが続ける。


「現在は至るところに防犯カメラがあり、路上での取り引きは難しい。そこで、飲食店を隠れ蓑(みの)に使うことにしたんでしょう。手口は極めて巧妙。店内で交渉はするが、ブツの受け渡しは絶対にやらない。近くに停めてあるクルマの下に隠したり、弁当の裏に張り付けたりね。私は警察とも頻繁に連絡を取り合って相談していますが、なかなか逮捕には至らない」


 本誌が事件のあったラーメン店を訪ねてみると、現在は営業を再開しており、何も知らずに食事をしている客の姿も見えた。本当に飲食店が取り引き現場になっているとすれば、恐ろしすぎる。


地主が緊急告発「飲食店が覚醒剤取り引き現場になっている」

逮捕者が出たラーメン店付近では最近、頻繁にもめ事が起きており、そのたびに警察が出動している

地主が緊急告発「飲食店が覚醒剤取り引き現場になっている」

告発する貸主の利川文男氏。注意喚起の看板を立てるなど、覚醒剤撲滅のため精力的に活動している


PHOTO:︎佐野 快


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