貴乃花が激怒した 横暴横綱・白鵬の「品格」

日馬富士暴行事件は、この男の「長時間説教」から始まった


貴乃花が激怒した 横暴横綱・白鵬の「品格」

12月5日午前11時過ぎ、部屋を後にする貴乃花親方。行き先は不明だが約4時間後に戻ってきた


 貴乃花親方(45)が、5日ぶりに報道陣の前へ姿を現したのは12月5日のことだ。だが記者たちの問いかけにはいっさい答えず、部屋から車に乗り込んだ。


「日馬富士暴行事件で警察の捜査が終わるまでは、公に口を開くつもりはないようです。ただ、引退して責任をとった日馬富士への恨みは薄らいでいます。むしろ親方が激怒しているのは、弟子の貴ノ岩を説教し事件の原因を作った横綱・白鵬(32)です。説教が始まったのは、夜8時ごろから行われた1次会の途中でした。9月に東京・錦糸町のバーで貴ノ岩が先輩を批判していたのを聞きつけ、『オレたちの悪口を言っているらしいな』と。11時過ぎに始まった2次会に場所を変えても、貴ノ岩を近くに座らせ小言はネチネチ続きます。酒が入り白鵬の口調は『礼儀知らずが!』と徐々に強くなる。貴ノ岩が不満気だったため、見かねた日馬富士が殴ったんです」(相撲協会関係者)


 最低でも3時間に及ぶ、横綱からの説教。自分の身に置き換えてもゾッとする。


 この長時間説教がなければ、事件は起きなかった。貴乃花親方の怒りを増幅させているのは、横暴さを増す白鵬の態度にもあるという。


「親方は常々『日本の国体を担うのが相撲道精神だ』と語っています。横綱の品格のない言動は『決して許されることではない』とも」(同前)


 確かに白鵬の態度は目に余る。九州場所では11日目に嘉風に敗れると、軍配への不満をアピール。千秋楽には、「日馬富士と貴ノ岩を土俵に戻したい」と話して万歳三唱。巡業中も「モンゴリアン・チーム」と書かれたジャージを着て現れ、モンゴル人力士に不満を持つ貴乃花親方へのあてつけと取れる行動に出たのだ。


 白鵬の品格のなさは、以前から見られた。’11年5月には、白鵬の師匠・宮城野親方が放駒(はなれごま)理事長(当時)から服装問題で厳重注意を受けた。下の写真が、その現場をとらえたものだ。


「当時、複数の力士の携帯メールのやり取りから八百長が発覚したため、文部科学省は夏場所開催を不認可。やむを得ず相撲協会は、入場無料の『技量審査場所』として大会を開きました。白鵬は協会が批判を浴びているそんな時期に、着物も着ず明け方まで飲んでいたことが判明。宮城野親方は、指導不足だと注意されたんです」(スポーツ紙相撲担当記者)


 この写真を撮影したのは、禊(みそぎ)の場所の千秋楽後。白鵬は宮城野部屋の祝勝会を早々に切り上げ、錦糸町のラウンジなどが入る雑居ビルにむかった。


「キャハハ! 横綱の首、太〜いっ!」


 ハシャぐ美女たちとともに、白鵬がポロシャツに短パン、サンダル履きという何ともラフな格好でビルから出てきたのは約5時間後の翌朝4時過ぎ。美女と手をつないだり、頬にキスされたりと超ご機嫌な様子だった。そこに相撲界を担う横綱としての品格は、まったくない。相撲ジャーナリストの中澤潔氏が語る。


「前人未到の40回の優勝を重ね、『強ければ何をしてもいいんだ』と増長しているように見えます。品格なき行動が続けば、ファンの気持ちは離れていくでしょう」


 貴乃花親方が沈黙を破る時、平成の大横綱・白鵬について何を語るのだろう。


貴乃花が激怒した 横暴横綱・白鵬の「品格」

’11年の「技量審査場所」直後に写真のような超ラフな服装をしていたため、白鵬は厳重注意を受けた

貴乃花が激怒した 横暴横綱・白鵬の「品格」

美女が背後からヒザカックンを挑むほどの親密さ


PHOTO:坂口靖子 西 圭介


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